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多くの任務を淡々とこなす金城さんへ、ここまでの道のりで見えている沖縄バスケットボール界の変化や、自信の秘訣を教えてもらった。

【一問一答】

——モットーを教えて下さい。

『不言実行』

目標を口にする前に動く。大きな夢でも目先の夢でも、口に出すとなかなか叶わないという自分の思いがあって。目標は公言しないで、自分で調べて自分で動きます。

 

——レフェリーライセンス取得から10年位経ちますが、その間の沖縄バスケットボール界の変化で、気付く所があれば教えて下さい。

部活動とクラブチームの凌ぎ合いが大きな変化だと思います。沖縄県内の選手は高校でピーク、その先を目指したい選手は県外の大学に行く、という流れも変わっていくでしょうね。また、身近にキングスというトップチームがあり、目標(となる姿)が目の前にあるのも大きく変わった点だと思います。

 

——プレースタイルの変化はありますか?

沖縄のバスケットボールって長い歴史があってたくさんの先駆者がいた。地域柄、アメリカの文化も入っていて他府県の選手とリズムが違うと言われていた時期もあったんですけど、プロチームが出来たりと、時代の変化とともにその独特さはなくなってきているのかなと思います。沖縄の子たちも大型化してきているし、デザイン化されたバスケットもどんどん入ってきているので、日々変わってきていると思います。

 

——2023年、沖縄でワールドカップの開催もありますが、沖縄や日本のチームが世界を相手に戦うために強化すべき所はどこだと思いますか?

カテゴリが下がるほどレフェリーの笛が鳴る回数が多いのが気になります。一生懸命吹こうというのは分かるんですが、それゆえにバスケットをさせていないのもレフェリー。フィジカル面で差のある外国勢と戦った時、違和感が出る原因はそこかなと思います。笛でプレーを切っていくという文化の影響はあまりにも大きいと感じています。レフェリーそれぞれが、自国の選手を育てる意識でアップデートを重ねてほしいです。選手と指導者、レフェリーの成長がうまく嚙み合えばいいですね。また指導者とレフェリーを特化して分けた方がいいかな、と思っています。当然、指導とレフェリーの両方をやりたい人はいいですけど、1人で兼任するより役割を分けた方がより専念できてその結果、もっと活気づくと思うんです。

 

——レフェリーを目指す方々にアドバイスがあるとしたら?

まず良いモデルを見つけてください。それから(試合の)映像をたくさん見て下さい。あとはセオリーにとらわれすぎず、選手にバスケットボールをさせてほしい、という事です。どうやったらバスケットボールをさせることができるか、ゲームマネジメントを考えてほしい。それと学生さんでルールを知らないでプレーしている選手も多いので、選手側もルールを知ってほしいです。

 

——学び、動き続ける原動力は何でしょうか?

必要とされている以上、アップデートして応えていきたい。

 

——マルチで活躍するパイオニアとしての秘訣は何ですか?

先方から頂いたお話はまず断りません。一旦受けてみて、続けるかどうかはその依頼した側の判断に委ねつつ、こちらは続ける意思をみせます。そこからいろいろな業種の方と繋がる人脈は自分の財産や引き出しになっています。

レフェリーへのチャンスを得たのは、たまたま観ていてたテレビから流れた情報をキャッチして実際に飛び込んだから。一瞬でもいいから違う世界を覗けるチャンスには一度踏みこんでみて、合わないならそう思った時点で抜ければ良いだけ。足を踏み入れる前から「出来ないかも、無理かも」と考えずに、まずは挑戦です。

 

——目指すゴールはどこですか?

外国でレフェリーや指導をやってみたいのが当面のゴールですね。一度国外に出て、得たものを沖縄県内に還元したいです。

 

モットーは『不言実行』

常に問うは自分自身、他人に迎合することのない矜持を持ち、揺るぎない自分であり続けてきた。

その姿勢のままでこれからも沖縄バスケットボール界を見つめ、支え、パイオニアとしての道を勇敢に歩んでいく。

 

[要旨英訳]

Hisashi Kinjo has been a radio commentator of basketball and an observer for radio programs since abolishment of the bj-league. He also joined the Ryukyu golden kings U15 youth team as an assistant coach. “I changed my mind that I want to take a new role in basketball in Okinawa.”

Now he is the AC of Ryukyu golden kings U18 youth team. Now he is the AC of Ryukyu golden kings U18 youth team. “I always keep in my mind  about  my role in the team and supporting the head coach as AC.”

“HC said my role is an anchor for the team. HC wants me to get it back if supposed to be that his coaching heats up or enthusiastically goes too far then. I am glad to have that role in the team. The youth team often goes to the mainland for big tournaments and they can learn a lot from the other teams and people around them. This is a big chance for the young players to show their abilities in the mainland. And then, appear a chance to appeal to them. It is a good experience for them in life. I hope anybody will try the youth team’s tryouts.”

“In my opinion, referees and coaches are require to update every time. Referees should not make unnecessary calls too much to stop playing basketball.”

His motto is『Action and no words』. Also, his goal is to be a coach and referee abroad. He always makes his own way with own and he will keep going on his way bravely.

Edit:Chiemi Tawata

Edit:Chiemi Tawata

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