当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

攻守で激しさを見せたキングスが快勝 2022-23プレシーズンゲーム 琉球ゴールデンキングスvs群馬クレインサンダーズ GAME2

9月18日、琉球ゴールデンキングスは沖縄アリーナで群馬クレインサンダーズと対戦した。
前日のGAME1では、クーリーが欠場し、インサイドで劣勢を強いられる展開となった。厳しい状況のなかチーム全員がハードワークで食らいついたものの、リバウンドを多く奪われ悔しい敗戦となった。

キングスはGAME1での問題点を修正し、レギュラーシーズンに繋げるか。

劣勢を乗り越え、勝利を手繰り寄せる

スターティング5は以下の通り。

#1 ジョシュ・ダンカン
#4 コー・フリッピン
#7 アレン・ダーラム
#24 田代直希
#30 今村佳太

キングスは#30 今村 佳太が積極的にペイントアタックし、得点を重ねる。#24 田代 直希も3ポイントをこのクォーターだけで2本決める活躍を見せる。

一方の群馬は#4 トレイ・ジョーンズを起点に攻撃を組み立てていく。自ら点を取るだけでなく、パスをさばいて得点チャンスを作る。

1クォーター途中からGAME1と同様に外国籍選手が一人の1ビッグに。ディフェンスをマンツーマンから2-3ゾーンに切り替え、ビッグマンの数的不利を補う。

GAME1での課題だったリバウンドは、#15 松脇 圭志が積極的にゴール下に飛び込んでいき、キングスがボールをキープする。

 

第2クォーターもゾーンディフェンスを継続。相手にプレッシャーをかけ続けターンオーバーを誘発。

インターセプトしたボールに反応した#34 小野寺 祥太がファウルを受けながらゴールにシュートをねじ込んでバスケットカウント。
#1 ジョシュ・ダンカンが味方へのパスやスクリーンでチャンスを作り、さらに自ら得点も奪いにいく。激しいオフェンスにキングスブースターのボルテージが徐々に上がっていく。

キングスが試合の主導権を握ったままリードをひろげ、前半を終える。

 

第3クォーター、#4 コー・フリッピンの3Pシュートがこのクォーター最初の得点となる。

さらに#24 田代 がルーズボールに飛び込むハッスルプレーでアリーナを盛り上げる。

#30 今村 は3Pシュートにアシスト、カットインなど多彩な攻撃で存在感を放つ。
人とボールがアグレッシブに動き、良い形で攻撃を仕掛けるキングス。

 

ディフェンスはどの選手が出ても強度は変わらず、群馬につけ入る隙を与えない。

3クォーターから1ビッグの時間帯はゾーンだけでなくマンツーマンも織り交ぜる。マンツーマンの時間帯では#11 松本 礼太が群馬のビッグマンに対して体を張って守る。

試合後のインタビューで#14 岸本 隆一は、

礼太のスコアこそ伸びなかったかもしれないですけど、ディフェンスのところでやっぱり彼が良いポジショニングとって相手のポイントを潰していたと思う」と評価した。

4クォーターに入ってもキングスは攻撃の手を緩めない。ウイング陣がペネトレイトや3Pシュートで、群馬のゴールを攻略していく。

一方の群馬は#30 山崎 が高確率でシュートを決め、#8八村 阿蓮がインサイドで対抗するも、キングスの勢いを止めるまでには至らない。

終始ゲームを支配したキングスが90-66で勝利、GAME1の雪辱を果たした。

#30 今村 はチーム最多の18得点。#14 岸本 が17得点、#15 松脇 が11得点と日本人選手の活躍が目立つ試合となった。

「日本人選手がもっと点数に絡んでいかないことには外国籍選手の良さも生きてこないと思っています。

まずは僕たちがスコアを取りに行き、相手を引き付ける。そうすることで外国籍選手がより良い状況でプレイできるようになると思っています。」

#14 岸本は話すように今季は彼らの活躍が重要になってくるはずだ。

 

プレシーズンゲームが終わり、いよいよレギュラーシーズンが始まる。今季から東アジアスーパーリーグも始まり、昨季以上に厳しい戦いが続くシーズンになるだろう。

まずは宇都宮戦。ファイナルでの借りを返し、頂点への一歩を踏み出すことを期待したい。

No. player 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
1 ジョシュ・ダンカン 10 2 1 13
4 コー・フリッピン 5 3 8
7 アレン・ダーラム 2 2 4
11 松本 礼太 3 3
14 岸本 隆一 3 3 4 7 17
15 松脇 圭志 2 3 6 11
24 田代 直希 8 8
30 今村 佳太 8 5 5 18
34 小野寺 祥太 6 2 8
TEAM 23 24 21 22 90

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事