FIBAバスケットボールワールドカップ2023開催目前で盛り上がる沖縄県沖縄市。
お隣の北谷町立図書館では “FIBAバスケットボールW杯企画展” が7月22日より開催中です。
北谷といえばバスケットボール文化の生きる町として広く知られています。
最近では北谷中学校男子バスケットボール部が沖縄県中学校総体を制覇し、次の目標である九州大会突破を目指し好発進を切りました。
全国に「北谷」の名を馳せるきっかけとなった強豪校、県立北谷高校バスケットボール部を率いた名将 安里幸男監督の愛蔵品が多数展示され、沖縄バスケットボールの歴史の一幕をより身近に、そしてワールドカップを歓迎しバスケットボールという競技をより深く知ることのできるこの企画展。
案内してもらったのは北谷町立図書館係長の大城朝乃(おおしろあさの)さんと、主任司書の宮城向(みやぎしょう)さん。
今回の企画展について宮城さんは
「とにかく図書館へ足を運んでほしい。バスケットボールファンの若者だけでなく、元選手から現役のちびっこプレーヤーまで、親子で訪れても世代に関わらず楽しめます。キングスファンに加えてこれからまたバスケットボールファンが増えたらいいなという思いです。国際大会が沖縄で開催されるのはめったにない事。バスケットボールの盛んな沖縄で、オーストラリアなど世界ランク上位のチームを実際に観られるのはすごく良い機会になると思います。それから外国について知る機会になればいいなとも思います。僕も今回、カーボ・ベルデという国についてこんな国が世界にあるんだなと初めて知りました」
と話します。
それではさっそくのぞいてみましょう!
図書館入り口にはワールドカップ宣伝広告が並び、ホットなディスプレーが中へと誘います。
沖縄グループ予選トップ通過する国を予想する参加型パネル。
本企画展へ愛蔵品展示の協力依頼に安里幸男監督も「公共の場でより多くの人にみてもらいたい」と快諾。
練習ノートには戦術のみならずメンタル面のサポートについても記述があり、それを読んだ司書の宮城さんは「こんな風に細やかな指導であのチームを創ったんだ」と感銘を受けたそう。
8月19日(土)には「沖縄の紙芝居屋さどやん」の紙芝居イベントが予定されています。
沖縄(うちなー)の文化や物語を、うちなーぐちを交えた語りと手描きで温かみのある紙芝居で表現し日本中を飛び回るさどやん。
今回の紙芝居はもちろんW杯に向けた内容ということですごく楽しみですね。
*夏休み特別企画「かみしばいやー さどやんのかみしばい公演」*
日時:令和5年8月19日(土曜日) 開演午後1時 場所:ちゃたんニライセンターカナイホール 入場料無料。申し込み不要。 沖縄の紙芝居屋さどやんHP:https://www.kamishibai.okinawa/ ~さどやんからコメント~ 『沖繩バスケの盛り上がりを紙芝居でも楽しく伝えていきまーす! |
本企画展は記事で紹介した以外にも見どころ満載、開催期間は9月15日まで。
沖縄予選終了後にフィリピンで開催される決勝トーナメントの結果まで随時情報を更新していくそうで、何度通っても新鮮な情報に触れる事が出来る場所となっています。
町内外の皆様にぜひ足を運んでもらってW杯を楽しんで頂きたい!と北谷町立図書館スタッフ総力戦で取り組んだ今回の企画展。
沖縄アリーナから車で5分ほどの北谷町立図書館でFIBAバスケットボールW杯2023をじっくりと楽しんでみませんか。
〈FIBAバスケットボールワールドカップ2023特別企画展〉
日時:令和5年7月22日(土)から9月15日(金)まで 利用時間:火~金 午前9時 – 午後8時 土・日 午前9時 – 午後5時 ※8月30日(水)は旧盆のため午後5時まで 休館日:毎週月曜日、毎月第4木曜日 北谷町立図書館HP:http://www.chatan.jp/smph/kosodate/library/index.html |