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琉球ゴールデンキングス #30今村佳太

 

——調子が格段に上がってきているように見えます

調子自体はそこまで乗り気れてはいないとは思うんですけど、タイミングであったりシチュエーションであったりチームが苦しい時に点を取れてるかなと思うので、そこは自分としてはチャンピオンシップでの厳しい時間帯にそういうのが出せるっていうのは一つ自分としてはいいところだと思います。

やっぱりディフェンスの部分で自分たちのイニシアチブを取りたいというのがあったので、そこの強度だったり固さは増していると思います。

 

——セミファイナルへの意気込みは?

鬼門となるセミファイナルになりますが、自分たちのシーズン中に積み重ねてきたバスケットボールを40分間やり続けることができれば今年のキングスは勝つ力があると思います。

去年痛感した部分なんですけど、初戦を取るというのはすごく大事なことになるので、1戦にしっかりと自分たちの準備をしてベストなスタートを切れるようにしていくが大切だと思います。

 

——この2試合要所で3ポイントを決められていたと思うんですけれどもご自身のパフォーマンスに対する手応えは?

こういうチャンピオンシップの時にはアグレッシブさがなくなってしまうと、どんどん向こうのベースになってしまうと感じているので、アグレッシブにやり通そうという気持ちがあります。

シュートパーセンテージはあんまり良くないので、僕が確率良くシュートを決めて、状況判断も含めていい判断ができるともっともっとチームが良い流れでプレーができるので一緒に向けて調整していかなきゃいけないと思います。

ディフェンスの部分は自分としてはすごく良い手応えをつかんでいるので来週も続けていきたいと思います。

 

——昨シーズンは準決勝で敗れ悔しさを味わいました。今年もう一回チャレンジできることになりました。その辺りはいかがでしょうか?

レギュラーシーズンから常に目標に積み重ねてきたゲームだったので、もちろん色々なプレッシャーは感じるとは思いますけど、ただ目の前の一試合一試合を積み重ねてきた僕たちなので、次の試合もやはり自分たちのバスケットボールが出来れば自ずと結果がついてくると思ってます。

このクォーターファイナルもそうですけど、一喜一憂せずに自分たちのやっていることをやり続ければ自分たちの中ではそこを信じて仲間を信じてやっていければいいかなと思います。

 

——セミファイナルに挑むにあたり、去年との違いは?

今日のゲームがすごく象徴的な試合だったと思うんですけど、怪我人が今シーズン相次いでしまって全員がステップアップしなきゃいけない状況で、CSクオーターファイナルというこのようなシチュエーションで小野寺選手がステップアップをして今日のような活躍を見せてくれました。

どの試合でも別の選手がステップアップしていける力が、去年以上に今の僕たちにはあると思っています。それを積み重ねてきたものが自信につながっていると思います。そこが去年とは少し違った部分だし、チーム全体としての自信につながっていると思います。

 

——セミファイナルのマッチアップについて、対戦相手となる島根かアフバルク東京にはともに2番3番ポジションに日本代表選手がいます。(島根には金丸選手、東京は田中大樹選手)その2番3番の日本人選手との今村選手のマッチアップが鍵を握ると思いますが、彼らと対戦することの喜びと意気込みは?

両チームに日本を代表するウイングプレイヤーがいて、自分としてはさらなるステップアップをしなきゃいけないと思ってます。

ただそこを意識しすぎてしまうと余計な感情が入ってしまって今までの自分のプレーができなくなってしまうんじゃないかなと思っているので、誰が相手であろうとチームのディフェンスをやり続ければ今日みたいな展開にもなると思っています。

相手選手に限らず自分たちのディフェンスを表現できればいいかなと思ってます。

 

——3クォーターに伸び悩んだりとかありましたが、次に向けての修正点があるとしたらどういったところですか?

3クォーターを簡単に表現してしまうと、やっぱり気が抜けてしまっていたんじゃないかなと思います。

ディフェンスのエクスキューションであったりソリッドさ(堅さ)が落ちてしまって、相手にイージーシュートやトランジションポイントを許してしまいました。

堅いディフェンスをすることをもう一度突き詰めて全員が意識してやらないいけないです。今日は自分たちの流れに持ってこれましたけど、セミファイナルであのような展開になってしまうと一気に流れを持っていかれてそのまま試合が終わってしまうなんてことは全然起こりうるので、やっぱり堅さを意識してディフェンスすることが鍵になるかなと思います。

 

 

琉球ゴールデンキングス #34 小野寺祥太

 

——以前「自分はそんなに得点を取れる選手じゃない」という言い方をされてたと思うんですけど今日スコアリーダーです。今日のご自身の出来は?

コートに立った瞬間からまずはディフェンスというマインドで出来たなと思ってます。

ディフェンスでハードにいけて、最初にスティールをしたところで、自分の流れを作れたのかなと思ってます。

昨日はシュートアテンプトは0でした。今日試合前からいろんな選手に「シュートを打て」「アグレッシブに行け」というすごい前向きな言葉をいただいて、空いたら打つというシンプルな考えで今日はプレーできたのでこの結果に繋がったのかなと思っています。

 

——桶谷ヘッドコーチが試合前にアシスタントコーチ陣と小野寺選手が上がってこないと今後厳しいよなという話をされていたと仰ってました。今のチーム状況見た時に小野寺選手自身の役割の大きさなど自覚するものはありますか?

怪我人がいる中でうちはチームで勝つということもありますので、タイムシェアもあります。昨日は9分の出場でチームに貢献できたかって言われたら何一つ出来ていなかったです。今日みたいにしっかりアグレッシブにやることがとても大切なのかなと思っています。

 

——秋田はかつての古巣でしたが、そのあたりは意識されましたか?

はい。良いモチベーションになったと思います。昨日はちょっと空回りした部分もあって、CSに出るのも初めてでしたし、何と言って古巣の秋田さんだったので。

今日はやってやろうというより、秋田ブースターさんもたくさん来ていたので成長した姿を見せれればなと思ってプレーしました。

 

——ヘッドコーチから信頼され活躍を見せられたのは、これからCSでの小野寺選手の自信につながる試合になりましたか?

そうですね。手ごたえはシュートのパーセンテージを見てもありますので、今後も空いたら打つという気持ちでやっていきたいと思います。これがスタンダードになるようにやっていきたいなと思っています。

 

——セミファイナルの相手は島根かアルバルク東京になりますが、ペリメーターの選手をどのように抑えていきますか?

今日みたいに古川選手だったり田口選手を守るようにパスが入る前からコンタクトをして、いい状態でボールを持たせないということはとても大切になってくると思います。小さいところですが意識してやっていきたいです。

 

——次節に対する意気込みを

今シーズンを通してやってきたことをしっかり出せればなと思っています。オフェンスの部分ではボールムーブだったり、ディフェンスでは出だしから激しいディフェンスをやっていけばどのチームに対しても良い試合が出来ると思います。

 

——試合後の握手の時に秋田の田口選手に何か言われていましたが、何と言われていたのでしょうか?

「お前はすげえよー」って頭ぐちゃぐちゃにされました(笑)。対戦相手の元チームメイトの人にそう言ってもらえることは凄く嬉しかったです。

 

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