並里成　今が山場。ここを抜けたらプレーオフまで一気にいける

千葉ジェッツとの対戦を終えて　並里成のコメント

Q、試合の入りはすごくいい形だったと思います。千葉相手に今日のような前半を終えられたこと（前半48-44でリード）は、手ごたえを感じましたか？

ジャックがいない中、アタックを続けようと試合に入った結果が良い結果につながったと思います。 プレーオフでも千葉とは当たるかもしれないし、リーグの中でもベストチームだと思っています。今日はクロージングゲームで負けてしまったんですけど、千葉とこのように戦えたことで、勝つために必要なことがわかったという点で、良い試合だったと思います。

Q、４Qはご自身の得点もありましたけど、オフェンス面での選択はいかがだったのでしょうか？

 ゲームの進め方で千葉さんが上回り、良い試合の締め方したと思います。僕自身というよりはもう少しチームとして、ゲームの流れを読みながら共通理解をもっと高められたらいいなと思思います。少し意見の違いはあったので、もっと選手やコーチとしっかり話して良い形でのゲームの締められたらなと思っています。

Q、マッチアップした富樫選手について、今日のゲームを振り返ってみていかがだったのでしょうか？

 やっぱり終盤には存在感があったので、そこはやっぱりあの素晴らしいなと思っています。本当に39分間、彼はダメでも最後の1分でゲームを決めてくるので、そこはもう少し僕も頑張らなきゃいけないなと思っています。

Q、沖縄アリーナでなかなか勝ちに恵まれない部分がありますが、焦りはありますか？

 焦りは正直ないです。ただ負けていい試合なんてないと思っているので、皆さんに勝ちを届けられないのは少し残念に思っています。ここがすごく山場だと思うので、ここを抜けたら本当にプレーオフまで一気にいけると思うので、なんとかここを皆で頑張って突っ走っていきたいと思います。

Q、2日の名古屋戦でも延長で負けて、けっこうクロスゲームを落としていますが、CSへ向けてどのように細かいミスを直していきたいですか？

 特に出ている5人の選手がどういう状況なのかというのを把握しないといけないです。それをみんなでセームページ（共通の認識）でやらないといけないです。クロスゲームは1プレー1プレー大事になってくるので、コーチと選手としっかりコミュニケーションをとって、そこでみんなでこうした方がいいんじゃないかと共通理解をもってできたらと思っています。

Q、こどもの日ということでアリーナに来て応援に来ていていた子どもたちに向けて一言メッセージを

 なかなか勝ちが見せれない試合が続いているんですけど、バスケットをみて『このアリーナでいつかプレーしたい』と思ってもらえるように僕らもやっていきたいです。ぜひ僕らの背中をみて日々のバスケットボールを楽しんでもらえたらいいなと思います。

富樫勇樹と並里成のマッチアップは最高のエンターテインメント

 並里成が29分3秒出場16得点、富樫勇樹は30分28秒12得点。このゲームではチームを勝利に導いた勝負所でのパフォーマンスは富樫が上回った。両クラブがチャンピオンシップでの再戦し、並里成がリベンジを果たすことを期待したい。