キングス、高確率な3ポイントと堅い守備でアルバルク東京に85-74で勝利 [2026.09.23]

9月23日、アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングスが東京都のTOYOTA ARENA TOKYOで行われた。キングスが見事なバウンスバック(立ち直り)を見せ、アルバルク東京に74-85で勝利した。前日のBプレミア開幕戦での手痛い敗戦から一夜明け、キングスはディフェンスでの強度を取り戻し、3ポイントをチーム全体で28本中14本と50%の高確率で決め続けた。今季から指揮を執るアンソニー・マクヘンリー アソシエイトヘッドコーチ(AHC)にとって嬉しいキングス初勝利となった。

アルバルク東京が先行する展開で試合はスタートした。キングスは前日からスターティング5を一部変更し、小野寺祥太を起用してディフェンスの強度を高める意図を見せたが、序盤は相手の勢いに押される。クーリーのオフェンスファウルなども重なり、一時4-11とランを作られる苦しい立ち上がりとなった。しかし、ベンチから出場したキーファー・ラベナと脇真大が試合の流れを変える。強度の高いディフェンスと積極的なペイントアタックで徐々に点差を詰め、23-25の2点ビハインドまで押し戻して最初の10分を終えた。

第2クォーターはキングスのオフェンスが爆発し、試合の主導権を握る。クーリーが早々に2つ目のファウルを犯してベンチに下がるが、ここでオフェンスは機動力を最大限に活かすスモールラインナップを展開。ディフェンスリバウンドを確保したヌワバから一気に速攻へ持ち込む展開が連続で決まり、ゲームのペースを握った。さらにラベナがタフなディープ3ポイントシュートを鮮やかに沈めるなど、アウトサイドからの得点も効果的に決まる。守備でもオールコートプレスを交えたアグレッシブな仕掛けを見せ、このクォーターだけで16-28とA東京を圧倒。41-51と見事な逆転劇を演じ、2桁のリードを奪って前半を折り返した。

第3クォーター、A東京も地力を発揮し、意地を見せる。個人の打開力から連続得点を許し、一時6点差まで詰め寄られる我慢の時間帯が続いた。しかし、キングスは守備のスペシャリストである小野寺が相手ポイントガードに対して前線から執拗なプレッシャーをかけ続け、A東京のオフェンスリズムを崩す。オフェンス面では松脇圭志、大浦颯太、佐土原遼らがアウトサイドからシュートを沈め、ラベナの鋭いアシストからジョーンズがゴール下から得点を狙うなど、素早いパス回しが光った。A東京の反撃を凌ぎ、58-67と9点リードを保ったまま最終クォーターへ向かった。

試合を決定づける第4クォーター、大浦がポイントガードとして落ち着いたゲームコントロールを見せた。自ら積極的にペイントエリアへアタックして起点を作り、パスの供給源となる。クーリーも力強いインサイドプレーでレイアップをねじ込み、貴重な得点を重ねた。終盤、キングスにベンチテクニカルファウルが宣せられ、クーリーも4つ目のファウルを犯すなど、フリースローのミスも重なり不穏な空気が漂う場面もあった。しかし残り1分強の勝負所で、ヌワバのドライブに相手ディフェンスが完全に引き付けられた隙を見逃さず、トップの位置から松脇が決定的な3ポイントシュートを沈めて勝負あり。最後まで高いディフェンスの強度と集中力を維持したキングスが、74-85でタフな試合を勝ち切った。

試合スタッツ:りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 B.LEAGUE PREMIER リーグ戦 2026/09/23 A東京 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

キングスはデイビッド・ヌワバが27得点、14リバウンド、4アシストと攻守において圧倒的な数字を残した。キーファー・ラベナはプレータイムは約15分間と限られていたが、9得点(3P 3/4)4アシストとコート上でのインパクトは絶大だった。ケビン・ジョーンズは16得点7リバウンド、大浦颯太は9得点8アシスト。さらにプレータイムを得た9選手全員が得点するなど、チーム全体のハードワークで勝利を掴み取った。

A東京は新加入のキヨンテ・ジョンソンが16得点6リバウンド、ライアン・オルブリッチが15得点7リバウンド、ディージェ・ホグとライアン・ロシターが11得点を記録した。

キングスの次戦は10月3日(土)、アウェーで滋賀レイクスと対戦する。

(写真:佐藤智彦)

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