琉球ゴールデンキングスが集客力トップになった要因は？　歴代の観客動員数を振り返る

2023年11月27日

bjリーグ時代(2007-2016)

2007-08シーズン
レギュラーシーズン　10勝34敗勝率0.227
最終成績　西地区5位 / プレーオフ不出場
ホームゲーム観客数　総観客数 36,948人(平均 1,679人)
会場　那覇市民体育館(14回)、沖縄コンベンションセンター(4回)、宜野湾市立体育館(2回)、名護・21世紀の森体育館(2回)

2008-09シーズン
レギュラーシーズン　41勝11敗勝率0.788
最終成績　西地区1位 / FINAL4 優勝
ホームゲーム観客数　総観客数 67,109人(平均 2,397人)
会場　那覇市民体育館(14回)、宜野湾市立体育館(6回)、沖縄コンベンションセンター(2回)、沖縄県総合運動公園体育館(2回)、うるま市具志川総合体育館(2回)、名護・21世紀の森体育館(2回)

2009-10シーズン
レギュラーシーズン　33勝19敗勝率0.635
最終成績　西地区2位 / FINAL4 3位
ホームゲーム観客数　総観客数 75,375人(平均 2,513人)
会場　那覇市民体育館(10回)、沖縄コンベンションセンター(10回)、うるま市具志川総合体育館(4回)、宜野湾市立体育館(2回)、名護・21世紀の森体育館(2回)

2010-11シーズン
レギュラーシーズン　34勝16敗勝率0.680
最終成績　西地区1位 / FINAL4 準優勝
ホームゲーム観客数　総観客数 78,103人(平均 2,603人)
会場　那覇市民体育館(12回)、宜野湾市立体育館(6回)、沖縄市体育館(4回)、うるま市具志川総合体育館(2回)、沖縄コンベンションセンター(2回)、沖縄県総合運動公園体育館(2回)

2011-12シーズン
レギュラーシーズン　39勝13敗勝率0.750
最終成績　西地区1位 / FINAL4 優勝
ホームゲーム観客数　総観客数 89,151人(平均 2,971人)
会場　那覇市民体育館(8回)、宜野湾市立体育館(8回)、沖縄市体育館(6回)、沖縄コンベンションセンター(2回)、石垣市総合体育館(2回)、名護・21世紀の森体育館(2回)

2012-13シーズン
レギュラーシーズン　42勝10敗勝率0.808
最終成績　西地区1位 / プレーオフウエスタンセミファイナル敗退
ホームゲーム観客数　平均 3,041人
会場　沖縄市体育館(14回)、宜野湾市立体育館(10回)、石垣市総合体育館(2回)、那覇市民体育館(2回)

2013-14シーズン
レギュラーシーズン　43勝9勝勝率0.827
最終成績　西地区1位 / FINAL4 優勝
ホームゲーム観客数　平均 3,260人(公式戦28試合)
会場　沖縄市体育館(12回)、那覇市民体育館(8回)、宜野湾市立体育館(4回)、沖縄県立武道館(2回)、石垣市総合体育館(2回)

2014-15シーズン
レギュラーシーズン　42勝10敗勝率0.808
最終成績　西地区2位 / プレーオフウエスタンセミファイナル敗退
ホームゲーム観客数　平均 3,241人(公式戦30試合)
会場　沖縄市体育館(14回)、宜野湾市立体育館(6回)、那覇市民体育館(6回)、石垣市総合体育館(2回)、豊見城市総合体育館(2回)

2015-16シーズン
レギュラーシーズン　40勝12敗勝率0.769
最終成績　西地区2位 / FINAL4 優勝
ホームゲーム観客数　平均 3,288人(公式戦30試合)
会場　沖縄市体育館(24回)、宜野湾市立体育館(2回)、石垣市総合体育館(2回)、豊見城市民体育館(2回)

最下位に沈んだbjリーグ参入初年度は1,679人。今振り返ると初年度で1,500人以上は上出来とも考えられるが、2008-09シーズンのbj初優勝で一気に沖縄県内の認知度・人気が上がり平均観客数も伸びていった。当時ホームゲームを開催していた会場は収容客数2,000～3,000前後がほとんどで、bj初優勝以降は観客動員の伸びに会場のキャパが追い付かない事態も増えてきた。

キングスはチーム設立当初からホームゲームへの集客に力を入れており、シーズンシートの積極的販売、ファンクラブの登録情報活用、独自のオンラインチケット販売・チケットレス入場など、bjリーグ当時から現在のBリーグの集客活動に近い取り組みを行っていた。

チーム設立当初のホームゲーム会場は、当時使っていた会場では収容客数の大きかった那覇市民体育館を中心として、石垣島を含む沖縄県内各地の会場を使用。しかしbjリーグとNBLの統一リーグ開幕が発表された後の2015年4月には、キングスのホームタウンを沖縄市にすることを発表。その後の沖縄アリーナ建設に繋がっていく。