#13 ドウェイン エバンス チャンピオンシップ初戦、試合後コメント

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優勝請負人エバンス 34得点しながらマブンガを封じる

Q、レギュラーシーズン最終戦のあとに、「プレーオフは平常心で臨むのがいちばん大事だと思っている」と話されていましたが、今日はどのような心持ちでプレーをし、今日の結果に対してはどうお考えですか?

メンタル的に平常心で入っていけたと思うのですが、それ以上にみんなが「プレーオフだ」というマインドセットで入れたことが、いいスタートを切る結果になったんじゃないかと思います。そしてチームメイト、コーチングスタッフ含めひとりひとりがベストを尽くした勝利だったと思います。いい結果が得られるように明日また頑張りたいと思っています。

Q、今日のディフェンスでクーリー選手がスミス選手へ体を張って守る姿は、エバンス選手にとっても火をつけるものでありましたか?

はい。スミス選手はジャックよりひと回りもふた回りも大きなセンターで、体を張って頑張って守っていた彼を誇りに思います。

Q、今日のご自身のスタッツについて。

スタッツ的には良いと思います。シュート以外にもチームメイトにパスを供給できたのも良かったと思うし、ディフェンスもハードに戦え、スタッツに載らない部分も良かったと思います。

Q、良いスタッツの出た要因は?

(冗談ですが)僕は良いプレーヤーだからです。

いちばんはチームメイトがこのリズムに乗せてくれたということです。牧や今村、岸本が自分のパスからシュートを決めてくれ、それで自分も乗っていって、自分の決めるべきシュートは決めていった、そういう印象があります。

Q、レギュラーシーズン終盤の黒星先行について。

最終戦に関しては、早い段階で西地区優勝が決まって、コンディションを整えながらもプロとして皆さんのために勝つというのはもちろん大事にしてプレーしていましたが、結果が伴わなかったという事実だけだと思っています。プレーオフはレギュラーシーズンとまったく違うものなので今日はそこに全員が合わせることができたと思います。

Q、プレーオフにはどういうメンタルで臨んでいますか?

プレーオフだからといってエキサイティングしてしまうのではなく、一歩下がった状態でコートや周りの状況を見るという意識を持っています。その中で今はどういう状況なのか、自分はこのシチュエーションで何ができるのかを考えながらプレーした試合でした。

Q、今日マッチアップしたマブンガ選手はアシスト王であり得点能力も高い選手ですが、どういう意識で守っていましたか?

マブンガ選手は本当に素晴らしい選手で止めるのが非常に難しい選手だと思います。自分は、彼のしたいプレーをやらせない、というメンタリティでディフェンスに臨みました。彼がしたいことができずに不快な状態でプレーさせる、その中でチームメイトが助けてくれるというマインドセットで守っていました。

Q、オフェンスでは序盤、スミス選手に跳ねかえされる場面もあったんですが、のちにフリースローラインやエルボーでボールをもらってそこからの展開が目立ちましたが、意識を変えた部分はあったのですか?

特に最初、ドライブからのアタックがスミス選手へ押し出されたりして、アジャストしたというよりはこれは通用しないんだと思ったら次のこと、次のことにリードリアクト(読み)を移動させたという状態でした。

Q、3ポイントシュートが一本もなかったのはミドルレンジやゴール下のところで勝負するという意識だったのですか?

今日は相手の富山さんがゾーンディフェンスが多かったので自分が外に出て3ポイントを打つ必要はなく、ガード陣が3ポイントを決めていて何の問題もなかったので、自分はペイントの中にいてそこからチームメイトにボールを渡す、という仕事をするのに集中していました。自分のやらなきゃいけないことをしていたら3ポイントシュートがなかった、というだけのことだと思います。

『一歩下がった状態でコートや周りの状況を見る』と冷静で的確な判断で得点にアシストに大車輪の働きを見せた。

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この記事を書いた人

沖縄県生まれ北谷町育ち。バスケットボールと共に育ちました。
これからは皆さんとともに、
We enjoy FIBA BASKETBALL WORLD CUP2023!!
バスケのある風景をどこでも追いかけます。

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