(文:星川圭央二、構成:湧川太陽、写真:tomo、FIBA提供)
FIBAバスケットボールワールドカップは1次ラウンドが終了。グループEの日本代表は1次ラウンドを1勝2敗で終え、17−32位順位決定戦に進んだ。
日本が17−32位順位決定戦で戦うのが、グループFで3位のカーボベルデと、4位のベネズエラだ。まず日本代表は8月31日にベネズエラと対戦する。
アメリカ大陸予選グループでは強豪アルゼンチンと同組ながら、そのアルゼンチンを蹴落としてワールドカップ本戦に出場したベネズエラ。1次ラウンドグループFでは本来の調子を発揮できず、主力選手のマイケル・カレーラとグレゴリー・バルガスが怪我で大会途中でチーム離脱。今大会でのアメリカ大陸予選のパリ五輪出場権(2枠)獲得も出来なかった。
2015年のFIBA Americas Championship(アメリカ選手権)で優勝したベネズエラ代表は、現在のチームにもその時のメンバーが数多く在籍しているベテラン揃いのチームだ。ベネズエラ代表チームのニックネームは”Tall Red wine” (サッカー代表チームと同じ)
日本としても侮れない相手ではあるが、戦力的にもモチベーション的にも日本に分があり必ず勝利したい相手だ。ベネズエラ代表の全選手を紹介する。
#5 グレゴリー・バルガス Gregory Vargas
PG / 180cm / ベネズエラリーグ グラディアドレス デ アンソアテギ
スタッツ:Gregory VARGAS (VEN)’s profile – FIBA Basketball World Cup 2023 – FIBA.basketball
チームを引っ張るベテランガード。落ち着きのあるゲームメイクでチーム力で戦うベネズエラの精神的支柱となる。第2戦のカーボベルデ戦で左手を負傷してチーム離脱。日本戦は不出場となる。
https://twitter.com/FVBbasketball/status/1697057957727342802?s=20
#6 ガーリー・ソホ Garly Sojo
SF / 195cm / ベネズエラリーグ ブロンコス デ カラカス
スタッツ:Garly SOJO (VEN)’s profile – FIBA Basketball World Cup 2023 – FIBA.basketball
ベネズエラで最もポテンシャルのある若干23歳のフォワード。得点を取る嗅覚にものすごく長けており、天性の身体能力を使い点を量産する点取り屋。ベネズエラで彼の得点を止められないと厳しい戦いを強いられるだろう。
https://twitter.com/FVBbasketball/status/1696547981405704691?s=20