世界の強豪オーストラリア代表“Boomers” 全選手紹介

(文:星川圭央二、構成:湧川太陽)

FIBAバスケットボールワールドカップは、いよいよ1次ラウンド最終戦が始まる。

8月29日、日本代表はオーストラリア代表と対戦。ともに1勝1敗の両者は、勝った方が2次ラウンドへの進出が決定する。

前回2019年ワールドカップで4位、2021年東京五輪では銅メダルを獲得した世界の強豪であるオーストラリア代表の全選手を紹介する。

 

目次

フィジカルとチーム力で優勝を目指すオーストラリア代表 “Boomers”

オーストラリア男子バスケットボールチームは、大型カンガルーの雄という意味を持つ “Boomers(ブーマーズ)” という愛称で呼ばれている。Bリーグに所属するニック・ケイ(島根スサノオマジック)もオーストラリア代表の主力選手だ。

オーストラリアは、ガード陣のゲームコントロールとショットクリエーションの能力が長けており、インサイドでは強靭な肉体を持つ選手がリバウンドをもぎ取る。各選手が、各々の役割を理解してチームのために勝利を目指すという理想的なチームの形を体現している。

 

#1 ダイソン・ダニエルズ Dyson Daniels

PG / 203cm / ニューオリンズ・ペリカンズ(NBA)

スタッツ:Dyson DANIELS (AUS)’s profile – FIBA Basketball World Cup 2023 – FIBA.basketball

アスレチック能力が売りの20歳のNBAプレイヤー。その身体能力でド派手なダンクやマンツーマンディフェンスを得意としている。父も兄もバスケプレイヤーのバスケ一家に生まれている。

 

#2 マティス・サイブル Matisse Thybulle

G / 196cm / ポートランド・トレイルブレイザーズ(NBA)

スタッツ:Matisse THYBULLE (AUS)’s profile – FIBA Basketball World Cup 2023 – FIBA.basketball

手足が長く、身体能力が高い、そして笑顔が可愛いイケメンプレイヤー。実力も並大抵ではなく、世界で三本指に入るマンツーマンディフェンダーで、その実力から、NBAでもディフェンスの猛者として地位を確立している。東京五輪では、自身で五輪での様子をYouTubeに載せるなど、YouTubeとバスケの二足の草鞋を魅せている。

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