7月24日(金)のOUTNUMBER RADIOは、沖縄市役所経済文化部観光振興課より宮里大八さんにお越し頂きました。宮里さんは観光振興課の主幹であり、スポーツコンベンションシティ推進プロジェクトチームのチームリーダーを務められています。2023年のバスケットのワールドカップ開催に向けて欠かす事ができない最も重要な人物のひとりです。また、琉球大学の教授を辞してワールドカップを成功に導くために沖縄市にやってきました。
本日は熱い情熱をお持ちの宮里さんに、「FIBAバスケットボールワールドカップ受入体制構築シンポジウム」のお話や、2023年に沖縄市で開催されるバスケットボールのワールドカップを大成功を収めるべく奮闘している活動について伺いました。
2019年はバスケットボールのワールドカップ開催に向けての体制整備、関係者との調整、市役所内での新しい組織の構築を1年かけて行ってきたそうです。そして現在、形が見えてきた段階にある、このタイミングで8月25日(火)に[FIBAバスケットボールワールドカップ受入体制構築シンポジウムのWEB配信]を実施致するに至りました。
ワールドカップ開催に向けた課題
宮里さんは2019年のラグビーワールドカップ日本大会やバスケットボールのワールドカップ上海大会を視察。その中で見えてきた2023年バスケットのワールドカップ開催への課題は「認知度」だそうです。「ONE TEAM」という言葉は今や説明せずとも、ラグビー日本代表のチームスローガンということは知られています。バスケットもラグビーのように認知度を押し上げることはできると語る宮里さん。
沖縄でワールドカップが開催されるメリット
「スポーツの世界大会が自分の住む地域で行わる奇跡を体験できること。そして開催地に住んでいる人に誇りをもたらしてくれること」が最大のメリットと語る宮里さん。ワールドカップのために子どもたちがボランティアに参加したり、お年寄りの方が花を植えたりなど、少しでも貢献できれば地域の人にとっての自慢になります。またワールドカップを直に観戦した子供たちがこの先の日本バスケットボール界を背負って立つ選手になるかもしれません。そう考えるだけでワクワクしますね!
今後の展望
沖縄市としてワールドカップの受入組織委員の体制を整えているそうです。観光分野や小中学校、高校、特別支援学校そして社会福祉協議会など幅広い団体で構成されています。ワールドカップを子どもから大人まで、障がいの有無に関係なしに全ての人に楽しんでもらうために、様々な人がワールドカップ開催に貢献できるような委員を目指して動いていています。
自由な発想でワールドカップを盛り上げよう! 楽しもう!
番組の最後では、来たる2023年のワールドカップを楽しむために自由な発想が飛び交いました「街の各所にパブリックビューイングを設置してフェスの様にする」「学校は休みにして試合を応援」「W杯期間はテレワーク推奨期間に」など、ワクワクする話は尽きません! 2023年に向けて自分たちのできることでワールドカップを盛り上げていきましょう!
お知らせ
[FIBAバスケットボールワールドカップ受入体制構築シンポジウム]無料のWEB配信ですが申し込みが必要となります。下記のURLよりご確認くださいませ。