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琉球ゴールデンキングス、待望の“沖縄アリーナ初勝利”

 

念願の一勝目・泥くさくつかんだ勝利

5月8日(土)第35節GAME1、琉球ゴールデンキングスVS京都ハンナリーズの対戦が行われた。両チームレギュラーシーズン最終節となる今試合は一進一退の攻防が続き、試合後、琉球ゴールデンキングスキャプテンの#24田代は「泥くさくつかんだ勝利」と振り返る重い展開の試合となった。

琉球ゴールデンキングス 京都ハンナリーズ
78 TOTAL 73
16 1Q 16
24 2Q 20
14 3Q 20
24 4Q 17

チームとして流れが掴めない中で常に積極的に仕掛けた牧。

勝負所でリバウンドから得点を重ねたクーリー

7分で7得点に加え、エバンスへのアーリーウープパスをヒットさせた石崎巧の存在感は際立っていた。

アグレッシブに戦う牧選手の活躍

試合はコーナーでフリーになった#88牧のシュートで琉球が先制。琉球はパスをさばきながら#24田代、#13エヴァンス、#45クーリーもインサイドで得点。京都も守りでスイッチ後のマッチアップローテーションをしっかり果たし甘いパスをスティール、攻撃につなげると#0寺嶋が持ち味であるスピードのあるドライブから攻め込み琉球のファウルを誘いフリースローを得ながら得点を重ねる。

2Q、京都#50サイモンのジャンパーで先制点を得て16-18と逆転を許すも次のポゼッションで琉球#14岸本がバックステップを踏みながら得意のペリメーターからのシュートを決める。両チーム一進一退の展開を繰り広げ、点差は詰まったまま。

後半40-36で追われる琉球は#88牧が気持ちを前面に押し出す果敢な攻めでゴールを決め、またドライブからペイントエリアの#45クーリーや#24田代へアシストし、常に得点に絡む。しかし京都も#50サイモンが打点の高いジャンパーを決め、突き放せない琉球。3Q途中交代で入った琉球#0石崎、残り5分の場面でユーロステップからのシュートを決めて48-42、直後にリング下#13エヴァンスへアリウープパスを通し、さらにコーナーから3Pシュートを決めキングスブースターを沸かせた。守りの場面では#88牧が体を張ったディフェンスを続け、ライン際ルーズボールにも飛び込みアグレッシブな攻守を続け、2分を残し惜しくもファウルアウト。その後も全員で守り抜き、ついに念願の〝沖縄アリーナ初勝利″を手にした。

琉球#45クーリーは15得点、15リバウンドでダブルダブルを達成。京都のビッグマン#50サイモンの6リバウンド、#32ハーパーの8リバウンドを上回り、まさに大黒柱として勝利に貢献した。

京都ハンナリーズ小川伸也HC

ーー対戦を振り返って

常に主導権は握られていたので、最後に競った時に勝ちきれませんでした。勝てはしませんでしたが、そのなかで練習してきたディフェンスだとか良かった部分も多く見られたので、あと1試合自分たちがやるべきことをしっかりと出し切りたい。

ーー沖縄アリーナについての印象

まずアリーナに入った瞬間に日本にはない素晴らしい空間だなと思いました。仕事柄アメリカに行くことがあるのですが、本当にアメリカのような施設ですし、プレーしている選手たちもすごく喜んでいました。こういうところでバスケットボールができるというのは幸せだなと感じました。

ーー選手たちはいつも以上のパフォーマンスが出ていましたか?

そうですね。自分たちはコロナがあったりしたなかで、コンディションがなかなか上がらなくて、ケガ人も多数出てしまい難しい状況ではありました。それでも自分たちの持てるすべての力は出せていたと思います。

琉球ゴールデンキングス 藤田弘輝HC

ーー試合を振り返っていかがでしたか?

新アリーナで1勝目をあげることができて良かったと思っていますし、モチベーションを上げるにはハードな状況の中、選手たちはよくファイトしてくれたと思っています。

ーー石崎選手の今日のプレイに対する印象はいかがですか?

コートの空気やゲームの流れを変える石崎さんらしい期待通りのプレイをしてくれました。

ーー明日の試合への課題はどうとらえていますか?

まずはケガをしないように気をつけて、相手チームでもなく審判でもなく自分達のやるべきことに集中していきたい。

ーーレギュラーシーズン、ここまで勝ち星を重ねられたことについて

自分たちがしてきたことを信じられる自信になると思います。選手たちがハードワークした結果なので選手を讃えたい。

ーータイトなスケジュールの中、CSに入っていくが選手たちとのコミュニケーションの面で気を付けていることは?

個人個人で違うアプローチの仕方で非常に難しく、外国人選手には特に多くコミュニケーションをとるようにして、無理をさせないように気をつけています。日本人選手に関しては自分から「休む」とは言えない、弱さにつながる風潮があり難しい部分もあるが、順位が決まって1位という現状をポジティブにとらえて、トークしていきたい。

 

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