インサイドの強みと岸本の躍動 キングスが難敵・佐賀を下しGAME1を先勝 [2026.04.25]

2026年4月25日、沖縄サントリーアリーナにて行われたB1リーグの琉球ゴールデンキングス vs 佐賀バルーナーズ GAME1は、92-78でホームのキングスが勝利を収めた。勝負所でインサイドの強みを発揮したキングスが、佐賀の粘りを振り切った試合となった。

第1クォーター、立ち上がりはアウェーの佐賀がペースを握る。ジョシュ・ハレルソンの3ポイントシュートなどで効率よく得点を重ね、一時はリードを奪う展開となった。しかし、キングスもスターター復帰2試合目となる岸本隆一がすぐさまチームを牽引する。岸本は自らのスティールからのレイアップなどで得点を重ね、第1クォーター残り0.6秒にはヴィック・ローのフリースローで同点に追いつき、23-23で最初の10分を終えた。岸本はこのクォーターから早くも好調ぶりをアピールした。

第2クォーターに入ると、キングスは岸本の的確なゲームコントロールで主導権を握る。岸本がペイントタッチを繰り返して連続アシストを供給し、アレックス・カークの得点などを演出。さらに、途中出場の平良彰吾が2本の3ポイントシュートを鮮やかに沈め、アリーナの熱気を一気に高めた。前半終了間際、残り1分29秒のタイムアウト明けにはキングスが見事な6-0のランを見せ、48-40と8点のリードを奪って試合を折り返す。前半だけで岸本は14得点、5アシストと大躍動のパフォーマンスを見せた。

後半の第3クォーター、佐賀は守備の陣形を2-3ゾーンディフェンスに変更した。これによりキングスはアウトサイドからのシュートを多投するようになり、ゾーンアタックが上手くいかなくなる。レイアップやゴール下での得点が減少し、オフェンスが停滞してしまう。その隙を突き、佐賀は角田太輝の連続得点などで点差を詰め、69-64と5点差まで肉薄して最終クォーターへ突入した。

しかし、第4クォーター立ち上がり、キングスは冷静にゾーンアタックを修正する。カークとジャック・クーリーの圧倒的なリバウンドの強さを生かし、ペイントエリア付近でのシュートを軸にゲームを組み立てた。彼らのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントが効果的に決まり始めると、キングスは再び主導権を掌握し、そのまま佐賀を突き放して92-78で快勝した。

試合スタッツ:りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2026/04/25 琉球 VS 佐賀 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

スタッツを見れば、岸本が29分間の出場で両チームトップの21得点に加え、9アシストを記録してエースとしてチームを支えきった。インサイド陣も奮闘し、クーリーが14得点10リバウンドのダブルダブル、カークが13得点6リバウンドを記録して勝利に大きく貢献した。一方の佐賀は角田が15得点、ハレルソンが13得点11リバウンドと見せ場を作ったものの、勝負所でのキングスのインサイドの制圧力を前に及ばなかった。

キングスが持ち前の総合力と修正力を見せつけたGAME1。レギュラーシーズンのホーム最終戦となるGAME2でも、奮闘する姿をファンに見せて欲しい。

(写真:照屋勇人、文:金谷康平、構成:湧川太陽)

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