CSへ向けた試金石 キングス、三遠の猛攻を止められずGAME2を落とす [2026.04.19]

2026年4月19日、沖縄サントリーアリーナにて行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26」B1リーグ戦、琉球ゴールデンキングス vs 三遠ネオフェニックス GAME2。チャンピオンシップ(CS)を見据えた重要な一戦は、68-86でアウェーの三遠が勝利した。勝負どころでの決定力の差が明暗を分ける結果となった。

試合の立ち上がり、キングスはペイントエリアへの侵入を三遠の堅い守備に阻まれ、オフェンスのリズムを掴めない。対照的に三遠は序盤からスリーポイントシュートを3本立て続けに決め、波に乗る。開始早々に2-11と大きなリードを許したキングスはたまらずタイムアウトを要求した。

タイムアウト後は、岸本隆一のゲームメイクを起点にペイントアタックへと切り替え、ジャック・クーリーへのパスや、ファウルをもらってのフリースローで徐々につなぎ、13-17と点差を縮めて最初のクォーターを終えた。

第2クォーター、キングスはディフェンス面で明確な修正を図る。佐土原遼がローポストでデビッド・ヌワバを封じにかかり、平良彰吾が佐々木隆成へタイトなフェイスガードを敷くなど、チームとして狙いを持った好守を見せた。オフェンスでもクーリーとデイミアン・ドットソンのツーメンゲームから連続得点を奪い、ペイントエリア攻略の糸口を見出す。しかし、早い段階でチームファウルが重なり我慢の展開を強いられると、前半のうちにオフェンスの中心となるドットソンが3つ目のファウルを犯す痛手に見舞われる。流れを完全に引き寄せるには至らず、29-38と三遠にリードを広げられて前半を折り返した。

後半戦となる第3クォーター、キングスは徹底してドットソンをオフェンスの起点に据え、積極的なリングへのアタックで反撃を試みる。だが、ここで立ちはだかったのが三遠のヌワバだった。圧倒的な得点力を持つヌワバに要所で個人技からシュートを沈められ、キングスはディフェンスで後手に回ってしまう。互いに点を取り合う攻防となったものの、点差を詰めるには至らず、53-63の10点ビハインドで最終クォーターへ突入した。

逆転を期して臨んだ第4クォーターだったが、ここで両チームの「決定力」の差がスコアに直結する。キングスは最後までアウトサイドシュートの確率が上がらず、試合を通じてのスリーポイント成功率はわずか10%(2/19)に低迷した。一方、勢いが止まらない三遠は、ヌワバの力強い突破や、この試合スリーポイントを5本沈めた津屋一球(成功率83%)の高確率なアウトサイドシュートを効果的に絡め、ジリジリと点差を広げていった。終わってみれば68-86での敗戦となった。

キングスにとっては、試合を通してのシュート精度の課題や、ファウルトラブルによるローテーションの難しさを痛感する試合となった。しかし、ゲーム中盤で見せたディフェンスの修正力や、ペイントエリアへの徹底したアタックなど、強豪相手に通用した部分もあった。CSに向けて「うまくいったこと、いかなかったこと」が明確になったこの一戦を糧に、チームのさらなる進化に期待したい。

試合スタッツ:りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2026/04/19 琉球 VS 三遠 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

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