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キングス、カール・タマヨの選手契約を双方合意の上で解除

1月18日(木)、琉球ゴールデンキングスは♯33 カール・タマヨとの選手契約を双方合意の上で解除することを発表した。

 

#33 カール・タマヨ選手との選手契約を双方合意の上で解除することになりました事をご報告いたします。
選手層が厚いキングスでタマヨ選手がプレータイムを得ることは容易ではなく、タマヨ選手の将来そして現在のチーム状況を鑑みて、苦渋の決断ではありますが双方合意の上、契約解除の運びとなりました。2シーズンに渡りキングスの為の努力に感謝し、タマヨ選手の今後のさらなる発展と活躍を願います。
タマヨ選手は本日15時にB.LEAGUE自由交渉選手リストに公示されます。

(琉球ゴールデンキングス公式サイトより引用)

 

 

カール・タマヨは琉球ゴールデンキングス公式サイトを通じてコメントを発表した。

#33 カール・タマヨ選手コメント

琉球ゴールデンキングスに関わる皆さまに別れを告げるにあたり、この素晴らしい旅路を共に歩んでくれたファンの皆さん一人一人に心から感謝の意を表したいと思います。皆さんの揺るぎない応援は、私にとってかけがえのないものでした。私たちが一緒に分かち合った思い出と、アリーナに響き渡った声援に心から感謝しています。チームの一員としての時間は終わりを告げるかもしれませんが、皆さんの応援は永遠に私の心に刻まれることでしょう。すべての勝利の原動力となり、キングスでの時間を忘れられないものにしてくれたことに感謝しています。皆さんの励ましが私の情熱に火をつけてくれました。本当にありがとうございます。皆さまのさらなる喜びと成功を祈っています。

(琉球ゴールデンキングス公式サイトより引用)

 

 

また、カール・タマヨのエージェントであるVirtual Playground Global Managementも今回の契約解除について声明を発表した。

In a strategic move to optimize the career trajectory of Filipino basketball prodigy Carl Tamayo, VP Global Management has formally requested the release of the talented player from B1 Team RyuKyu Golden Kings. The decision aims to provide Carl with an opportunity to explore new horizons in the Japan B. League, allowing him to showcase his skills and make a more significant contribution to another team.

We believe that finding a team where Carl can maximize his potential and make a substantial impact is in his best interest.

In response to this development, Carl Tamayo expressed his sincere gratitude to the RyuKyu Golden Kings coaches and management for the invaluable experience and support extended during his rookie year. Winning a championship with the Okinawa-based team holds a special place in Carl's professional journey, and he looks forward to carrying that winning spirit into the next chapter of his career.

Refer to VPGlobal Management's facebook

 

(日本訳)

フィリピンの神童バスケットボール選手、カール・タマヨのキャリアを最適化するための戦略的な動きとして、VPグローバル・マネジメントは、B1チームの琉球ゴールデンキングスから才能ある選手を放出することを正式に要請した。この決定は、カールに日本のBリーグで新たな地平を切り拓く機会を提供し、彼のスキルを披露し、他のチームにより大きく貢献することを可能にすることを目的としています。
我々は、カールが潜在能力を最大限に発揮し、大きなインパクトを与えられるチームを見つけることが、彼の最善の利益であると考えています。
この進展を受けて、カール・タマヨは琉球ゴールデンキングスのコーチと経営陣に心から感謝の意を表しました。ルーキーイヤーにかけがえのない経験とサポートを与えてくれた琉球ゴールデンキングスのコーチ陣と経営陣に心から感謝の意を表します。ルーキーイヤーに沖縄を本拠地とするチームでの優勝は、カールにとって特別なものである。そして、その勝利のスピリットを次のキャリアにつなげたいと考えています。

 

 

カール・タマヨは若くしてフィリピン代表選手にも選出された『フィリピンの至宝』であり、母国の名門大学フィリピン大学のエースとしてチームを優勝に導くなど活躍。初のプロキャリアの場所を異国のチームである琉球ゴールデンキングスを選んだ。

2022-23シーズンの途中となる2023年1月、琉球ゴールデンキングスはアジア特別枠選手としてカール・タマヨの獲得を発表。シーズン途中加入ということもあり、ルーキーシーズンの試合出場は15試合にとどまった。

 

 

2年目となる今季2023-24シーズンは、本日までで23試合出場(うち先発7試合)で、平均出場時間12:27、3.9得点、2.5リバウンド、3ポイントシュート確率40.7%のスタッツを記録。美しいシュートフォームから放たれる3ポイントや、積極的にアタックするドライブ。そして守備面でも身体を張ってゴール下を守るなど成長の跡を見せていた。

 

 

愛くるしい笑顔で琉球ゴールデンキングスのファンにも愛されていたカール・タマヨ。彼の次なるキャリアでも何度もその笑顔を見せて欲しい。

 

 

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