キングス、プレシーズン最終戦で茨城と60-60で引き分ける [2026.09.15]

「ISLAND GAMES」の第3戦が9月15日、沖縄サントリーアリーナで開催された。琉球ゴールデンキングスは茨城ロボッツと対戦。この試合はキングスのデイビッド・ヌワバが家庭の事情で欠場。さらにグラント・ジェレットがインジュアリーリスト入り、川真田紘也が負傷で欠場となったために、出場選手に過度な負担が集中することによる怪我のリスクを抑えることなどから、キングス側から茨城ロボッツへ試合形式変更の申し入れを行い、通常の「10分×4クォーター(Q)制」から「8分×4クォーター」へと変更し、行われた。試合は、お互いに得点を取りあい、二桁リードが一度も起こらず、60-60で引き分けた。

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キングスは大浦颯太、松脇圭志、脇真大、小野寺祥太、ジャック・クーリーのスターティングメンバー。茨城は、昨季までキングスのエースだったヴィック・ローをスタートから起用した。そのローにいきなりミドルシュートを決められ、先制される。それでもクーリーがオフェンスリバウンドからのシュートを決めるなどし、茨城を追いかける。第1クォーター途中に、負傷のために欠場していた佐土原遼がコートに入った。すると、相手の守備をかわして佐土原のシュートが決まる。佐取龍之介の献身的なリバウンドなどでボールを奪取。

第2クォーター途中には、キングスに在籍していた茨城の渡邉飛勇もコートイン。お互いに相手を突き放せない展開が続く。キングスは速攻はないものの、守備の強度が高く、茨城に簡単に得点させない。得点は伸びなかったが、前半を28-30で折り返した。

後半にはいると、茨城の攻撃の中心であるローに佐土原がマッチアップし、リングに近づけさせない。キーファー・ラベナがスティールから得点を決め、クーリーはオフェンスリバウンドからファールを受けながら、シュートを決め、その後のフリースローも沈めた。脇、大浦の3ポイントシュートが決まるなどし、わずかなリードを奪うも、終了間際にローに3ポイントシュートを決められ、同点に追いつかれ、そのまま試合を終えた。

キングスはクーリーが19得点13リバウンドと活躍。大浦が3本のスリーポイントを決めるなど13得点と続いた。今季初の試合となった佐土原は12分7秒の出場で7得点2リバウンドだった。一方、疲れの影響からか、ターンオーバーが21と多く、茨城にターンオーバーから24得点されるなど課題を残した。

9月22日にはTOYOTA ARENA TOKYO(東京都)でアルバルク東京との今シーズンの開幕戦を行う。キングスはプレシーズン5試合を2勝2敗1分けで終えた。昨季よりも展開の速いバスケットを見せるなど新たなスタイルもフィットしているようだ。一方、その攻撃の中心であるデイビット・ヌワバが家族の事情でチームを離れた後の試合では、攻撃の停滞も見られた。ヌワバは開幕戦には戻ってくるとみられるため、そこは改善されそうだ。さらに、佐土原が復帰したこともチームにとってプラス材料だ。

一方、グラント・ジェレットがインジュアリーリストに登録され、7月に手術を行った川真田紘也とビッグマンが長期離脱することもあり、リバウンドを中心としたインサイドでの強度はどうしても下がってしまうと考えられる。その間をどのように乗り越えるのか考えることも多い。しかし、2チームしか経験することができないBプレミアの開幕戦での勝利に向けて、残り1週間もないなかで、どのように仕上げてくるか、新たな指揮官となったアンソニー・マクヘンリーの手腕にも期待したい。

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