9月8日(火)、沖縄サントリーアリーナにて「ISLAND GAMES 2026」千葉ジェッツ vs パース・ワイルドキャッツが行われ、45-98でパース・ワイルドキャッツが勝利した。
前日の9月7日の琉球ゴールデンキングス vs 千葉ジェッツにて、千葉Jはブランドン・ランドルフ、マット・コステロがそれぞれ負傷退場。そのため千葉J vs パース戦は、急遽試合形式を変更して、8分×4クォーター制で実施された。千葉Jはランドルフ、コステロの他にも、渡邊雄太、ウィリアムス ニカ、荒尾岳、さらに代表活動期間中の金近廉もこの試合を欠場した。


千葉Jのスターティングメンバーは、瀬川琉久、深水虎太郎、佐藤巧、ネイト・ウィリアムズ、原修太。立ち上がり、千葉Jはパースの圧倒的なペイント内攻撃を止めきれず、高さのミスマッチを突かれて第1クォーター終了時に18-28と10点のリードを許す。千葉Jは佐藤巧が2本の3ポイントシュートなどで前半だけで11得点と奮闘するも、セカンドチャンスから失点を重ね、前半終了時には31-50と大量リードを許す。
第3クォーター、千葉Jはフィールドゴール成功率が1/11(9.1%)と停滞し、わずか3得点に封じ込められた。8人という短いローテーションによる足の疲労がシュートセレクションと精度を直撃し、そこをパースの鋭いトランジションで突かれるという苦しい展開。千葉Jの若手選手も粘りを見せるが、最終スコアは45-98での敗戦となった。
千葉ジェッツは佐藤巧がチームトップの17得点(3P 4/6)、ネイト・ウィリアムズが12得点。しかしリバウンド数で21−54と圧倒され、インサイドのビッグマン不在が大きく響いた。




千葉ジェッツ アドリアン・コヴァーチHC試合後コメント

Q:新加入の若手である佐藤選手、菅原選手といった日本人のウイングの選手が非常にポジティブな活躍をしていたと思いますが、彼ら2人の評価と、ポイントガードである瀬川選手のこの2日間のパフォーマンス、そして今シーズン彼らに期待することを教えてください。
HC:彼らは深い水の中に投げ込まれたような状態でしたが、よく対応してくれたと思います。明らかに、彼らにとっては昨シーズンやそれ以前のシーズンとは全く異なる状況です。彼らにとって、チームのために出場機会を得られるという点で、これは貴重な経験になると思います。また、これはチームにとっても非常に価値のあることです。なぜなら、我々がロスターを揃えた際、ローテーションの10番目、11番目の選手、そして最初の選手たちにも頼ることができるようになり、それが我々をより強くするからです。ですので、現在の我々の状況の中にもポジティブな要素を見出しています。現在フォーカスしているのは、負傷からできるだけ多くの選手を回復させることです。
Q:富樫選手についてお伺いします。このプレシーズン期間中、彼はセカンドユニットからスタートしていますが、それはコンディション面が理由でしょうか、それともヘッドコーチが考える今季のジェッツのスタイルでしょうか?
HC:いいえ、特に理由はありませんし、このまま進めるつもりもありません。我々はまだプレシーズンにあり、様々なラインナップを試しているところであり、状況は特別です。我々はその時々の考えに基づいて決定を下しています。そして富樫選手は、毎回チームを牽引し、チームにポジティブなエネルギーを与えてくれています。我々のリーダーの一人であり、彼は非常に素晴らしい働きをしてくれました。なぜなら、彼はこのプレシーズンゲームの前に我々と1度しか練習を行っていなかったからです。しかし彼は非常によく対応してくれましたし、我々がやりたいことを発信してくれているので、彼については他に言うべきことはありません。
Q:今季ヘッドコーチが考える理想のジェッツについて、特にオフェンス面、ディフェンス面でどのようなところを理想としていますか?
HC:スピードと、コレクティブな(組織的な)バスケットボールです。だからこそ、我々は幅広いローテーションでプレイしようとしています。そうすることで、スピードという要素と、我々のディフェンスの破壊力を維持し、ボールをシェアして、全員がチームの重要な一部であると感じられるようにすることができます。それが我々の信じるバスケットボールのスタイルです。選手たちが揃えば、すぐにポジティブな結果を出せるでしょう。
(取材:金谷康平、文:湧川太陽)

