2023年、バスケットボールのワールドカップが開催される沖縄アリーナ。そこから徒歩5分の位置にそのお店はあります。
バスケットボールショップ「Repeat」。2019年10月にオープンしたばかりのお店です。
Repeatってどんなお店?
店名の由来はオーナーの翁長さんが中学生のころ、一番きつかった練習から名前を取ったそうです。「ひたすら5メンで走る練習で、シュートやボールを落としたら走る量がどんどん増えていく。練習がこれだけで終わることもあったし、100往復とかした時もありました(笑)」と語ります。店名を考えているときに、ふと先生の怒鳴り声が「リピート!リピート!」だったのを思い出し、これをそのままつけよう!と思いついたそうです。なので、バスケ部のお客さんはちょっと嫌そうな顔もする子もいるとか。
店内には、大手ブランドだけでなく、県内のバスケットボールショップのLOCKERさんや、Repeatのオリジナル商品も取り扱っています。
バスケットボールの本や漫画も置いてあります。「雑誌だけを読みに来るお客さんもいますけど、それでも全然オッケーです!気軽に遊びに来てほしい」とのこと。今後はスクリーンを設置して、映像を流す予定とのこと。
店内にはお客さんの写真が展示されていますが、みんな笑顔で写っているのが印象的でした。オープンしてまだ一年に満たないですが、沖縄のバスケ好きにすっかり受け入れられてきているとも感じました。
翁長オーナーとRepeat
オーナーの翁長美里さんは小学校から高校までバスケをしていました。25歳頃、ショップを持つという昔からの夢を叶えるため、東京のショップで働き始めました。その後沖縄に戻って、現在店長をしている比嘉隆太さんに声をかけ、Repeatを開店しました。
オープン後は順風満帆、というわけではなかったらしく、「起業するのも経営するのも含めてすべてが初めてで、試行錯誤の連続でした」と語ります。時には先輩ショップのLOCKERさんやステップバイステップさんにアドバイスをもらいながら、乗り越えてきたそうです。
「落ち着いてきたと思っていたタイミングで、コロナが発生してしまって…。でも好きな仕事なので、色々なトラブルも含めて楽しんでいます。」と言います。
お店をしていて嬉しいことについて尋ねると、「お客さんが来てくれることです。あと、シャツとかバスパンとか、どんな形でもいいのでバスケットに興味もってくれると嬉しい。」と答えてくれました。また、比嘉店長は「最近は大会の会場に行くと、お客さんに『Repeatのおじさーん!』と声をかけてもらえるようになりました」と笑顔で話してくれました。
今後はカップ戦を開催したいと思っているようです。県内のバスケショップと協力して、県内のチーム同士が交流できるような大会や、基地内のチームや県外のチームと試合できるような大会を開催して、沖縄のバスケをどんどん盛り上げていきたいと考えているようです。
Repeatオススメ商品!
商品は翁長オーナーや比嘉店長がデザインしているものもあります。デザインの経験などは全くなかったのですが、流行のパターンや、「これ可愛いんじゃない?」と思いついたアイデアを取り入れて制作しているとのことです。特に比嘉店長がデザインした商品が人気が高く、完売した商品もあるようです。
ブルーのバスパンは、Repeatオリジナルの商品で、比嘉店長がデザインしたものです。一方、ホワイトのシャツは翁長さんの友人が描いたグラフィックをプリントしています。今後もどんどん増える予定です。
このバッグは、本物のNBAのユニフォームをリメイクして作られたクラッチバッグです。推しチーム、選手のバッグを探してみるのもいいかも?
バスケットウェアだけでなく、日常で着たくなる商品も多く取り扱っています。個人的に気になったのはジョーダンブランドのベビー服。子供できたらすごくほしい。
まだまだ素敵な商品を取り扱っています。お店やホームページで、チェックしてみてください。
今回色々お話を聞かせてもらって、お二人が大好きなバスケを仕事にして、楽しみながら働いていることがひしひしと伝わってきました。そしてデザインや経営など、経験や知識の無いことにも「とりあえずやってみる」アクティブさも感じられました。
これからも続々とリリースされるであろう新商品やカップ戦など、2020年のRepeatに注目です。
[基本情報]Repeat(リピート)
住所:沖縄市山内 4-10-7(101)
電話:098-989-7130
営業時間 : 11:00〜20:00(現在は緊急事態宣言に伴い、13:00~18:00)
定休日:木曜日
駐車場:あり
https://repeat2019.stores.jp/