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キングス快勝でCSセミファイナル進出 琉球ゴールデンキングス vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ CSクォーターファイナルGAME2

(文:湧川太陽、写真:Hamataro)

5月13日(日)、日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2022-23 琉球ゴールデンキングス vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ GAME2が沖縄アリーナで行われた。

GAME1を91-85で勝利したキングス。この日のGAME2に勝利すれば、5季連続のセミファイナル進出となる(19-20シーズンはコロナ禍でCS中止)。

 

レギュラーシーズン26勝4敗(リーグ1位タイ)と圧倒的な勝率を誇る沖縄アリーナで、キングスはセミファイナル進出を決められるか。

 

 

ボールムーブメントで名古屋Dのディフェンスを攻略

キングスのスターティングメンバーは、#1 ジョシュ・ダンカン、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。

名古屋Dのスターティングメンバーは、#4 コティ・クラーク、#5 モリス・ンドゥール、#11 須田 侑太郎、#12 中東 泰斗、、#60 坂本 聖芽。名古屋DはGAME1からスタメンを変更してきた。

 

名古屋Dはそのスタメン起用されたンドゥールが連続得点、ディフェンスでも試合スタートから2−2−1フルコートプレスで積極的にボールを狙い、リバウンドに全員で飛び込む。負ければシーズン終了の名古屋Dは、ペース配分を考えない激しいプレイを見せる。

 

後がない名古屋Dの気迫に、キングスも一歩も引かずに積極的にシュートを放ち、残り5:57には、キングスは左右にボールを振って今村が左45度から3ポイントを決める。

この今村の3ポイントから、キングスの3ポイントシュートが爆発する。名古屋Dのゾーンディフェンスに対しても、キングスは冷静にボールムーブメントを続けて、より良い3ポイントシュートを探し出した。

今村、岸本、#88 牧 隼利、#4 コー・フリッピン、#7 アレン・ダーラムと様々な選手が3ポイントを決めて、1クォーターの3ポイント成功率は85%(6/7)と高確率で決め続けた。

 

1クォーターの最終スコアは、30-16でキングスの14点リード。

 

ディフェンスで8316人の観客を沸かせる

2クォーターのキングスは、フリッピン、#15 松脇 圭志、牧、ダーラム、#9 渡邉 飛勇でスタート。

1クオータ同様にンドゥールを中心に攻める名古屋Dだったが、松脇が立ち塞がる。206cmのンドゥールが押し込もうとしても、185cmの松脇は一歩も動かない。松脇が身体を張ったディフェンスで沖縄アリーナのファンを沸かせると、直後にその松脇が左コーナーから3ポイントを決めて、8316人の大観衆は大盛り上がりだ。スコアを35-19と16点差に広げる。

 

さらにキングスのリズムは続く。残り7:20にはフリッピンの素早いボールプッシュから、牧がファストブレイクで得点。スコア40-19とキングスのリードは21点になる。

 

残り6:38には#33 カール・タマヨも初めてCSのコートに立ち、名古屋Dの外国籍クラークにマッチアップして気迫をみせる。

 

名古屋Dは必至のディフェンスを続けるが、欠場者が多く負担が大きいのか、徐々にキングスのボールムーブメントを捕捉出来なくなる。好調なシュートタッチが続く今村に、残り2:59さらに残り2:18と、連続して3ポイントを許してしまう。

 

逆にキングスは、さらにディフェンスの強度が上がる。残り6秒、岸本が押し込んでくるクラークに一歩も引かず、オフェンスファウルを奪う。キングスは自分たちのアイデンティティであるディフェンスで、沖縄アリーナのファンを沸かせ続けた。

 

2クォーター終了時のスコアは、52-33とキングスが19点リード。

 

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