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OUTNUMBER RADIO #57 ゲスト:湧川 太陽さん

OUTNUMBER RADIO #57 ゲスト:湧川 太陽さん

湧川太陽さん

1977年那覇市生まれ

開邦高等学校 卒

千葉大学建築学部

スポーツビジネスのブログを運営しており、アリーナ建造物に精通されている。現在は建築業を営まれている。

スポーツが大好きな少年時代

バスケットの出会いはバスケット漫画の金字塔「スラムダンク」

それまでスポーツはされていなかったですが、友人たちとバスケットをプレーし始めます。

スポーツ観戦は好きで、大の西武ライオンズファン。

日本シリーズで当時所属していた清原和博選手が泣いて守備についていたシーンを見ながら一緒に泣いていた少年時代の湧川さん。

 幼少期の沖縄には、プロスポーツが存在していなかったため、

テレビで野球を見ながら

「いつの日か、野球場で観戦したい」

と胸を膨らませていたそうです。

NBAとの出会い

中学校に入学するとNBAに出会った湧川さん。

体育の時間、雨が降りグラウンドが使えない日に先生が自習という名目でNBAのビデオクリップ集を見せてくれたそう。

マイケル・ジョーダン  マジック・ジョンソン   ラリー・バードと現在でも語り継がれるスーパースターのプレーに心を奪われた湧川さん。

NBAとの出会いが、湧川さんのバスケット愛をより深めていきます。

NBA雑誌の『HOOP』派、『DUNK SHOOT』派で分かれていたり、好きな選手が掲載されていれば両方買ったりしたそう。

高校生になり、初めてバスケットボール部に入部。

当時は北中城高校や北谷高校が全国でも活躍していた時代。

県大会の決勝は、平日でも体育館がいっぱいになり入場できないことも。

スポーツとビジネス

スポーツビジネスに興味を持ち始めたきっかけは、プロ野球。

湧川さんが少年時代、テレビで中継されるのは巨人戦ばかり。

パシフィックリーグはほとんど中継されず、知らない選手も多数いたそうです。

「なぜ、巨人戦しか中継しないのだろうか。これに意味があるのでは」

と疑問に思い始めました。そういった疑問を紐解く所からスポーツビジネスへ足を踏み入れていきます。

Bjリーグとの出会い

NBAへの愛情が深まる一方で、日本のバスケットボールは盛り上がりがあまり感じられず悲しい状況だったそうです。

そういった状況下で日本発のプロバスケットボールリーグ「bjリーグ(現在はBリーグに統合)」が設立。

「日本のバスケットボールが変わる!」

と湧川さんが日本バスケ界に期待が膨らんだのが2006年。

初めて琉球ゴールデンキングスの試合は、キングスがbjリーグ参戦2年目の2007年。

大分ヒートデビルズ戦(那覇市民体育館) 鮮明に覚えているそう。

NBAを観て胸躍らせていた、空間が広がっていました。

「日本でもこういうバスケが観られるんだ!!」

と思いそこからキングスを応援し続けています。

ここがすごいぞ! 沖縄アリーナ!

沖縄アリーナとは

沖縄県沖縄市諸見里のコザ運動公園に建設中の多目的アリーナで、沖縄市がホームタウンの琉球ゴールデンキングスのBリーグ公式戦などのプロスポーツ興業、音楽コンサート、展示会場としての利用が可能な1万人規模を収容できる施設。現在、建設途中。

2022年1月のBリーグオールスターゲーム、2023年にはインドネシア、フィリピンと共催する「FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)」の予選ラウンドの開催が予定されています。

1.キングスのアイディアを設計段階から盛り込まれている

2002年に日本韓国共同開催のサッカーW杯の際は、大会が開かれるため大規模のスタジアムを複数箇所建設されました。

つまりは「W杯ありきのスタジアム建設」

沖縄アリーナの場合は完成されることを見越し、有効的な活用としてJBLがバスケットのW杯を誘致。

つまりは「アリーナありきのW杯誘致」

プロ野球広島東洋カープのホームスタジアム「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」は、球団の意見が反映されて建設されましたが、プロスポーツチームがアリーナ建設に関わっているのは、沖縄アリーナが日本初かもしれないと語る湧川さん。

アリーナ関わらず、公共施設の多くは作る人の視点で設計されており、実際には使いずらさを感じてしまうことあります。建築物は一度建てると立て直しがかなり困難。

使い勝手がよくない施設は次第にしようされなくなるため、使う側の意見、沖縄アリーナの場合、キングスというプロバスケットチームの意見が反映されているのは大きなストロングポイントです。

2.ホテル級のおもてなし施設 コートが見やすい座席

こちらも日本初。アリーナの中に、200平米のスペース(100人ほどの立食パーティなら優に行えるスペース)が4箇所もあるそう。

アメリカのメジャースポーツ施設や欧州サッカーリーグのスタジアムでも見られるスペース。

横浜アリーナや埼玉スーパーアリーナは沖縄アリーナに比べて、床面積は2倍以上ですが、おもてなしという面から設計された施設としては沖縄アリーナが日本一かもしれないです。

テラス席付きのVIPルームが30室あるアリーナ施設は日本にはまずないとのこと。

コートを中心とした8角形型のアリーナ。どの角度からでも見やすい設計となっています。

さらに、沖縄アリーナは縦に大きい施設。3階建てで、3階席は傾斜角が34度ありコートの距離も比較的近いとのこと。

3.使いやすさにこだわった 稼げるアリーナ

キングスのホームスタジアムになる沖縄アリーナですが、Bリーグの公式戦は1シーズン約60試合。

半分はアウェーで行われるため、バスケットの試合は年間30試合しかありません。

残りの330日をどのように活用するのかが重要になってきます。

他のスポーツの試合や音楽Liveやフェスなどの開催が期待されます。

沖縄アリーナが建設されると、日本のトップアーティストのliveツアーファイナルが、沖縄ということも考えられます。

沖縄アリーナの魅力はこの3つだけではありません。

詳しくは 湧川さんのブログがありますのでこちらもぜひご覧下さい。

https://note.com/taiyowakugawa/n/n7db6c3e031fa

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