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【試合結果】キングス、長崎に31点差をつけて快勝 4/20(土)B1リーグ第34節

4月20日(土)、琉球ゴールデンキングス vs 長崎ヴェルカ GAME1が沖縄アリーナで行われ、98-67でキングスが勝利した。

前戦の佐賀戦をダブルオーバータイムの末に勝利したキングス。この日は前戦を体調不良で欠場した#4 ヴィック・ローや、前戦で試合中の負傷により終盤ベンチに下がった#30 今村 佳太、#88 牧 隼利もロスター登録された。

 

キングスのスターティングメンバーは、#7 アレン・ダーラム、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。

1クォーター、キングスは今村の左ドライブからレイアップで初得点すると、長崎も#18 馬場 雄大が力強いドライブからジャンパーで得点を返す。互いに走り合う速いペースで試合が進み、キングスはローの3ポイントやダンクで試合のペースを握る。1クォーターは38-19でキングスが18点リード。クォーター38得点はキングスの今季最多。2クォーターもキングスは試合の主導権を渡さず、59-36とキングス17点リードで前半を折り返す。

 

3クォーター冒頭、キングスは今村が足を負傷してベンチに下がるも、岸本が3ポイントさらに華麗なレイアップでリードを拡げる。長崎は馬場のミドルジャンパーや3ポイントで得点するも、ディフェンスでキングスのボールムーブメントを止められない。3クォーター後半には今村も再びコートに戻ると3ポイントを決め、#15 松脇 圭志も3クォーターだけで3本の3ポイントを決める。3クォーター終了時のスコアは84-53とキングスが31点リード。

 

 

4クォーターもキングスの勢いは衰えず、#24 田代 直希や#9 渡邉 飛勇もコートに立ち、登録メンバー全員がプレータイムを得る。大量リードにもコートに立つキングスの選手達の熱量は衰えることなく、長崎から24秒バイオーレションを奪うなど、最後まで足を動かして戦う姿勢を見せる。最終スコアは、98-67でキングスが31点差の勝利となった。

試合スタッツ:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/04/20 琉球 VS 長崎 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

 

 

試合後の記者会見で桶谷 大ヘッドコーチは「今日は自分たちのやりたいバスケットボールが出来た。特にオフェンスでひとつのアクションで終わるのではなく、セカンドアクション、サードアクションと形を作ることが出来た。ローも流れの中でプレーして、ショットクロックが無くなったら1on1で決めてくれた」とシーズン終盤でのチームの完成度に手応えを感じていた。

 

この試合チームトップの24得点を挙げたローは「今日はとても気持ちよくプレー出来た。ボールムーブメントが良く、適切な位置でボールを受け、オープンになっている選手にパスをすることが出来た。今日は自分が得点源となる日だったが、明日以降は違う選手が得点源になるかもしれない。引き続きオープンの選手にパスを回していきたい」と語った。

ローの高い個人能力は、キングスにとって強力な武器となる。ローを活かすためにキングスはスリービッグを含めて様々な布陣を試してきた。ロー自身はスリービッグとツービッグのどちらがプレーし易いのか尋ねると、ローは「スリービッグ、ツービッグどちらがという訳ではなく、その状況に応じたラインナップで戦いたい。僕がボールハンドラーとしてゲームをコントロールする場面もあるし、ゴール下でリバウンドを奪うこともある。時にはスリービッグが有効な場面もあるだろうが、僕がそれを決めるのではなく、その状況に応じた最適なプレーをしていきたい」と語った。

 

この試合で3ポイント4本成功12得点と活躍した松脇。記者会見では「今日は最初からチームバスケットボールが出来て、それが最初のクォーターでの38得点に繋がった。前半ターンオーバーが少し出てしまったが、それを修正してより良いバスケットボールをしていきたい」と語った。3クォーターで3連続3ポイントを決めた場面は「ショットクロックが残り少なくて打たざるを得ない場面でも3ポイントが入ったので、(3本目)は最初から決めてやろうと思って打ちました」と強心臓ぶりを見せた。

 

最近のキングスの試合では、松脇、牧、荒川のセカンドユニットの時間帯で良いリズムを生み出すことも多い。セカンドユニットの得点源としての役割を持つ松脇は「スタメンとは違うリズムでバスケットをしている感じがあるし、ディフェンスの強度も上げる意識でプレーしているので、相手としてはやりにくさを感じるかもしれないし、アグレッシブにプレーしていきたい」と手応えを語った。

強心臓の3ポイントシュートの印象が強い松脇だが、ここ最近はディフェンスリバウンドに積極的に絡む場面が目立つ。そのことを松脇に聞いてみると「いつも試合前に僕と(小野寺)祥太さんはヴィックから『今日何本リバウンド取るんだ?』とプレッシャーかけられるんです(笑)。僕は適当に2、3本くらいと答えてるんですけど(笑)。ただ桶さんからもヘルプリバウンドへの意識は言われています。今日は3本リバウンド取れたのでヴィックもびっくりしてましたし、僕も驚きました(笑)」

 

キングスはこの試合の勝利で40勝15敗となり、西地区優勝マジックを1つ減らして残り2となった。西地区2位の名古屋Dが今節すでに2連勝しているため、キングスは翌日の長崎とのGAME2に勝利しても西地区優勝とはならず、翌週のアウェー名古屋D戦で西地区優勝を賭けて戦うことになる。

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