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決勝リーグを終えて

 

【豊見城】男子優勝決定戦は昨年の小橋川杯と同じ顔ぶれ。勢いに乗せると止められない美来工科に対し、豊見城はチーム一丸となり引き締まった試合で昨年の雪辱を晴らした。豊見城が序盤からリバウンドを制し、攻撃では12本のスリーポイントシュートを沈めた。1ゴール差まで迫られる場面でも#14キャプテン松田悠之介はボールに集中していた。プレスディフェンスをかわし得点を重ねつつ、守りの場面ではスティールやリバウンドを獲得、チームの窮地を救い美来工科の追撃を振りきった。

豊見城 嘉陽 宗紀監督 コメント

今日(優勝決定戦)の勝利は選手達が普段から意識して頑張っていた、その努力の賜物です。生徒達をほめてあげて下さい。

今大会は誰で攻めるのか、そこに人が寄れば次のシュートは誰が打つのか、という役割分担が明確にできた。それからスリーポイントの精度が美来工科さんより低いので、精度を上げる、もしくは打つリズムを作ってあげることができた所が成長した部分です。その結果、インサイド一辺倒ではなく外からも決められたのが良かったです。

守りは今大会はゾーンディフェンスを使おうと、何度も修正しながら練習してきました。ディフェンスリバウンドもゲームに影響するので、みんなで意識して飛びこんでしっかりとってくれました。

全体を通してお互いを信頼しあっている部分が出てきた結果だと思います。

CAP#14 松田 悠之介選手 コメント

この大会はシューターという役割の選手が入ってそこが機能したので、自分がアタックしやすくなるスペーシングが上手くいったと思います。最近はスリーポイントの精度を上げるという課題にチームでフォーカスしていました。ゾーンディフェンスも練習していたので、先生の指示通りでしっかりはまりました。

昨日までの試合の反省から、今日(優勝決定戦)の試合では仲間を信頼して任せるという部分で、自分がリバウンドに行って仲間に打たせよう、という意識を持っていました。

練習から本気でぶつかっている分、チームメイトを思う気持ちや団結力が絆として培われて、コートに出たのかなと思います。


 

【美来工科】優勝決定戦では豊見城の堅守に流れを掴めなかった。前回覇者の意地をみせたのは3Q。開始直後、#58比嘉一竣がスリーポイントを決めるとそこから巻き返しを図り猛攻、2度にわたり1ゴール差まで迫った。敗れはしたものの、本格的な新チーム構築は始まったばかり。

美来工科 宇地原 尚彦監督 コメント

(優勝決定戦では)いい所もわるい所も出たし、完敗です。3Q、#58比嘉君が良かったのですが、ファウルを3回していたので4Qまでとっておこうとベンチに下げたのは僕のミスです。そのまま使っておけばよかったかもしれません。ゾーンディフェンスに対して攻め方は確認していたんですけどボールが止まってしまったりしたので、改善する所が出たと思います。

リバウンドをとってから走る、という速攻がうちの生命線。個々の持てる力をどんどん出せば結果はついてくると思うので、もう1回、みんなでやり直しです。

新チームになって全然練習できていませんがそれはどのチームも一緒なので、インターハイに向けてまた前を向いて頑張ろうと思っています。


 

【宜野湾】ガードでキャプテンの#7盛島ジェイを起点に攻撃を展開した。対豊見城戦ではゾーンディフェンスを徹底し、2Qで豊見城の得点をわずか3点に抑えた。12月の県新人大会ではノーシードからベスト8入り、今大会では初のベスト4入りを果たし、3位と健闘。

宜野湾 源古 隆監督 コメント

今回、小橋川杯で初の県ベスト4に入ることができました。ウインターカップ県予選(10月)ではシードだったが2回戦で普天間に負けてしまい、苦い思いからのスタート。12月の新人大会ではシードもなかったがベスト8に入れたので次はベスト4に入る、と一つ一つ目標設定しながら頑張ってきました。

豊見城や美来工科の良い所を吸収しながら、粘り強く戦っていけるチームを作っていきたいです。


 

【興南】最終戦ではリードする宜野湾を激しく追いかけ、攻守ともにハードに粘り続けると、4Q残り20秒には3点差まで追い詰めた。トランジションの速いバスケットを武器に戦い続けた。

興南 井上 公男監督 コメント

まだまだチャレンジャーなので、どのくらいチーム作りができているのか、どのくらい戦えるのか確認しながら挑みました。

大きいサイズの子はいないのでアウトサイドのシュートを磨きながら、いつも失点が多いのでディフェンスの力もしっかりつけたいですね。得点の取り合いをしているうちは勝てないので、春には合宿にも出てディフェンスの強度を上げ、ファーストブレイクからの展開ができるチームを作りたいと思います。


 

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