ウインターカップ2020 外角のシュートが決まらず 豊見城2回戦で敗退 

写真提供;日本バスケットボール協会  文:金谷康平

豊見城 正智深谷(埼玉)
63 TOTAL 81
4 1Q 22
14 2Q 17
22 3Q 15
23 4Q 27

12月25日(金)「SoftBank ウインターカップ2020 令和2年度 第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」沖縄県代表の豊見城は、2回戦で正智深谷(埼玉)と対戦し、63対81で敗れた。

 

外角のシュートが決まらず、難しい展開に

立ち上がり豊見城は、#7渡久地のドライブから#10津田へのパスが通り豊見城が最初のプレーで先制、さらに渡久地はコーナーからジャンプショットを成功させた。最高の出だしを見せた豊見城だが、結果的にこのシュートが1Q最後の得点となってしまう。豊見城の放つ外角のシュートがことごとく決まらず、1回戦で44得点をあげた渡久地へ正智深谷はボールマンと2人目の速いヘルプでプレッシャーをかけた。攻め手を欠いた豊見城を尻目に、リバウンドで優位に立った正智深谷に走られ、前半を18-39と大量リードを許してしまう。

後半もなかなかペースを掴めない豊見城は、3クォーター残り3分には27対54とダブルスコアをつけられる。しかしそこから、松田が粘ってゴール下を決めると、津田のタフショット、渡久地のバスケットカウントやフリースロー、平良のゴール下で13-0ランを成功させ40対54と点差を詰めて3クォーターを終了した。しかし4クォーターで先手を打ちたい豊見城だったが、正智深谷の堅いディフェンスの前にパスがつながらずに、逆に点差を広げられてしまい63対81で敗れた。

激しいマークに合いながらも26得点を記録した#7渡久地政睦

10得点10リバウンドとダブルダブルの活躍#10津田剛大

175㎝ながらもペイントエリアを主戦場とする#11平良一真も10得点

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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