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第12節 キングス快勝 高い集中力を発揮し信州を寄せ付けず

12月9日(水)Bリーグ第12節が行われ、琉球ゴールデンキングスはホームで信州ブレイブウォリアーズと今季3戦目を戦い、83対69で勝利した。

6日のホームでのアルバルク東京戦で、53得点しか奪えず31点差をつけられて大敗し、西地区2位に陥落したキングスだったが、この日は高い集中力を40分間発揮し続けた。

琉球ゴールデンキングス 信州ブレイブウォリアーズ
83 TOTAL 69
21 1Q 15
21 2Q 13
22 3Q 20
19 4Q 21

 

1Q(琉球21-15信州)

信州の司令塔の#8西山に対してマークマンに#24田代を起用する。その西山はマーシャルのスクリーンを使いボールを受けるとクイックでのスリーポイントを沈め信州が先制する。

キングスは#3並里の連続得点を決めると、信州はマーシャルのフックでお返し。並里からのパスを受けた#30今村がコーナーからスリーポイントを決めると、すぐさま信州もスリーポイントを決め返すなど、立ちあがりは点の取り合いに。

途中出場の#1船生が、積極的にオフェンスリバウンドに飛び込むと信州のファールを誘いフリースローで得点を加える。さらにポストアップした船生はターンしてゴール下まで押し込み、クーリーにアシストパスを通し信州が最初のタイムアウトを請求。リズムに乗ったキングスは、岸本のスリーポイント、牧のジャンプシュート、更に船生のフローターなどでリードを拡げた。

2Q(琉球21-13信州)

クォーターの立ちあがり信州は#24ジョシュ・ホーキンソンのスリーポイントで点差を詰める。対するキングスは並里のレイアップ、今村の連続スリーポイントで11点差まで拡げると信州が2度目のタイムアウト。

信州は#50ウエイン・マーシャルのインサイド、#55アンソニー・マクヘンリーの華麗なドライブアンドロールからのレイアップで応戦する。それでもキングスの得点は止まらない、エバンスの連続スリーポイント、ファストブレークから岸本が落ち着いてゴール下を決め42対28で前半を折り返す。

3Q(琉球22-20信州)

信州の攻撃で始まった3Qは、セットからゴール下のマクヘンリーにロブパスを通し信州が先攻、さらに西山のスリーポイントやマクヘンリーのプルアップジャンパーが決まり9点差に縮める。

しかしキングスも負けじと#14岸本がペイントアタックし、レイアップとみせてハンドオフでエバンスに託してのゴール下、今村の軽やかなフローター、ミスマッチを突いたエバンスのバスケットカウントなど多彩な攻撃を見せる。

信州ディフェンスに的を絞らせず、効率的に得点を伸ばしたキングスが64対48と16点差に拡げた。

4Q(琉球19-21信州)

信州は小野龍猛のゴール下、ホーキンソンのジャンプショットで点差を詰めるが、キングスはすかさず今村、並里の連続スリーポイントが決まり、このゲーム最大の18点差をつける。

信州は栗原、マーシャルのスリーポイントで13点差まで詰めてオフィシャルタイムアウトを迎える。さらに点差を縮めたい信州だが、この日のキングスは高い集中を保ち付け入る隙を与えない。

残り3分半には、ボールを運ぶ西山から岸本がスティールし、そのままワンマンレイアップで点差を拡げた。試合を通じて信州を気迫で圧倒し続けたキングスが83対69で勝利した。

 

ジャック・クーリーに依存しがちだったオフェンスにも改善され、様々なバリエーションから得点する場面がみられたのは今後に向けての好材料だろう。信州との対戦成績はキングスの2勝1敗となった。

 

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