11月28日(土)、「第43回沖縄県ミニバスケットボール夏季大会 第40回新報児童オリンピックミニバスケットボール大会 第1回沖縄ファミリーマートファミンチュカップ」準決勝、決勝が宜野湾市立体育館で行われました。当初予定では8月の開催予定でしたが新型コロナウイルスの影響により延期となっていました。今年度初の待ち望まれた県大会の結果を報告いたします。
男子決勝 北玉VS当山
今大会出場校全136校の頂点を競う決勝戦は、北玉小(北谷町)と当山小(浦添市)の対戦となりました。結果は決勝戦までの6戦全戦を10点以上の差をつけて勝ち上がってきた北玉が64-30で、危なげない試合展開で優勝しました。
個人スキルの高さに定評のある北玉はボールが回るとそれぞれの強みを生かしたプレーをしながらも、合わせで入る味方へのパスも通し、チームワークの良さも光る試合展開でした。
北 玉 | 当 山 | |
64 | TOTAL | 30 |
16 | 1Q | 7 |
12 | 2Q | 6 |
20 | 3Q | 7 |
16 | 4Q | 10 |
1Q、北玉は#8上間、#6知花を中心に攻め入り、リバウンド拾った#5相澤が確実に得点を重ね、対する当山もリングへ果敢に挑みファウルを誘発しフリースローのチャンスを得る。
2Q 、両チームともボールへのプレッシャーが激しくなる中、北玉#9目取真がフィジカルの強さでバスケットカウントの後、エンドワンも決める3ポイントプレーも飛び出し、点差を広げていきます。
3Qは当山#5比嘉の左45度のロングシュートで始まり北玉28-15当山とサイズが小さくてもリングを狙っていきますが、北玉#5相澤が落ち着いてリング下のシュートを連続得点、最後まで当山に流れを引き寄せられないまま終了となり、北玉の優勝となりました。
新垣 俊コーチ インタビュー
試合終了後、北玉小学校男子バスケットボール部 新垣 俊コーチにお話をお伺いしました。
優勝おめでとうございます。今大会を1回戦から振り返り、内容としてはいかがでしたか?
選手は緊張していましたが、試合をこなすうちにそれは良くなってきました。
北玉男子の良いところはどう発揮できましたか?
できる時は自分で攻め、出来ないときは無理をせずにボールをみんなでシェアできたところです。
個人スキルの高さがうかがえましたが、コロナウイルスの影響で活動もできない期間も含めどのような指導をなさっていますか?
少し前までケガ人も多く、そんな中でも子供達同士でチームのプレーを作っていくので、私達コーチ陣はそれを支えるくらいです。今回のメンバーは15人のうち6年生は9人なのでその9人を中心にまとまっています。
~編集後記~
新型コロナウイルスの影響でこの時期に開催された第43回沖縄県ミニバスケットボール夏季大会でしたが、開催に向けてご尽力されたであろう関係者の方々の熱意が感じられる大会でした。何より開催を待ちわびていたのは、コロナ禍でもバスケットボールへの情熱を切らすことなく練習を続けた選手、それを支えた保護者、さらに状況を判断しながら我慢と工夫を重ね、ここまでチームを育てた指導者の方々でしょう。
日頃の成果を発揮する子供達の輝く姿やコートで輝く笑顔からパワーをもらい、未来への希望を確信し、会場をあとにしました。ありがとうございました。