キングスが集客力トップとなった要因は?
キングスが集客力トップとなった一番の要因は、何と言っても「夢のアリーナ」である沖縄アリーナの開業である。
沖縄市による大規模多目的アリーナは2014年からスタートしており、キングスはその構想・設計段階から設計監修業務として関わり、アリーナの指定管理者として選定された。
沖縄アリーナの指定管理者決定
沖縄バスケットボール(株)のグループ傘下の沖縄アリーナ(株)が、沖縄アリーナの指定管理者に選定されました。今後は多種多様なイベントを通じて今まで以上に多くの人々に楽しみを提供出来るよう努めて参りますので、引き続きご支援のほど宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/HPFyghsZFO— 琉球ゴールデンキングス公式 (@RyukyuKings) July 10, 2019
2021年4月の沖縄アリーナ開業以降は、すべてのホームゲームをキャパ8,500人の沖縄アリーナで開催。ホームゲーム開催のノウハウを蓄積しながら成長を続けている。
沖縄県の地元メディアである我々OUTNUMBERも、早くからその「夢のアリーナ」に注目、沖縄アリーナ開業前から情報発信を続けていた。
しかし、キングスは収容客数の大きな「ハコ」があるから集客力トップになったわけではない。「沖縄をもっと元気に!」というチームの活動理念のもと様々な施策で、bjリーグ中期以降はつねにフルハウス(満員御礼)の状況を続けていた。
さらに沖縄アリーナ開業以降も、”おおきなわ”プロジェクトとして積極的に地域貢献活動を続けている。地域貢献活動も一過性ではなく、2023年Bリーグセミファイナルでファイナル進出を決めた翌日も、早朝から地域の小学校であいさつ運動を行うほど積極的だ。
5/22(月)本日は、沖縄市の美里小学校で、ゴーディーがバスケスクールコーチと共にあいさつ運動を行いました!
今週末のファイナルに向けて、子どもたちから多くの応援の言葉もあり、朝から元気をもらいました!#おおきなわ #ゴーディー #沖縄市 #琉球ゴールデンキングス #沖縄アリーナ https://t.co/xSY91ekykO pic.twitter.com/VyZemGpcmu
— 琉球ゴールデンキングス公式 (@RyukyuKings) May 22, 2023
2007年のチーム設立から一貫して持ち続けている「沖縄をもっと元気に!」という活動理念こそ、琉球ゴールデンキングスを集客力トップに押し上げた。これだけは間違いない。