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琉球ゴールデンキングス 桶谷HC、群馬クレインサンダース トーマスHC インタビュー

桶谷 大 HC

試合の総括

まずゲームの入りで群馬さんの好きなことっていうのを好き放題やられてしまったなっていう風に思っています。一方のキングスは選手たちがちょっと重たかったかなっていうふうに感じました。
リーグでも随一のトランジションチームでボールをプッシュしてきて、#4トレイ・ジョーンズがプッシュしてきてっていうパターンと、あともうロングバス投げて、タッチダウンバスみたいな形でやるパターンがあってどっちもやられてしまいました。リバウンドのところで、ビックマンがヘルプ行ったところで、そこでリバウンド拾われてっていうところでファイトもなかなかできていませんでした。

前半オフェンスはそこまで悪くはなかったが、まずディフェンスでどうやって止めるかっていうところで、トランジションのところを修正して、リバウンドのところをみんなで頑張ってゲームひっくり返せました。
しかし、やっぱりこの人数ということもあり、前半で選手たちが消耗していて最後の勝負所で力がちょっと足りなかったかなって言う風に思っています。

選手たちが厳しい状況でもすごく頑張ってくれていて、何とかチームとして勝たせたいです。明日もう一度みんなで一丸となって、もっと良いバスケをして戦いたいと思います。

今日は人数が少ない中、前半はファウルを取られないようなディフェンスをしていたようですが、後半に勝負するゲームプランだったのでしょうか?

後半勝負するっていうところは間違いなくありました。けどトランジションの止め方やリバウンドなど、ちょっとソフトになりすぎたかなっていうのは正直ありましたね。

後半3クォーターから良い流れもあったと思うんですけど、選手たちの共通認識としてハードに行こうというというのはあったのでしょうか?

あったと思います。タイムアウトのたびにもう少しインテンシティあげないといけない、ハードにプレーしてやらないといけないっていうことを僕含めて選手みんな言っていました。そこでスイッチは入ったかなっていう風に思いますし、後半でしっかり修正できてチームとして戦えたんじゃないかなって思います。

後半で具体的にどう修正したのでしょうか?

やっぱりピックアップのレベルですね。ピックアップがやっぱ遅かったですね。
#4トレイ・ジョーンズに対してで、かなり高いところ、なんだったらフロントコートであのキャッチされてるようなシーンも何回もあった。そこでピックアップまず早くすることを心がけました。

ビデオで見てる以上に#4トレイ・ジョーンズも、群馬さんのトランジションも早く、そこにアジャストするのにだいぶ時間がかかってしまいました。

前半ですぐにアジャスト出来なかったところと、あと勢いに乗られてしまったっていうところが良くなかったと思うので、ゲームの入りっていうのが大事だなと思わされた試合でした。

今日コー・フリッピン選手が終盤に#4トレイ・ジョーンズにプレッシャーかけてボールを奪うシーンなどがありました。ケガからの復帰後の彼のプレーはいかがですか?

#4 コー・フリッピンを#4トレイ・ジョーンズにぶつけていくプランは頭にありました。リハビリと準備をしっかり行ってきたので、彼がマッチアップしてる時間帯はすごくチームとして良かったかなと思います。

ターンオーバーが前半で1つ、試合通してだと4つ。オフェンスの部分での選手たちの集中力は、どんな風に評価されてますか?

オフェンスに関しては正直悪くはなかったと思います。
アタックするべき選手がアタックしてファウルトラブルに陥れていくというプランもありました。
しかし、最初の出だしで5ポゼッションぐらいでストップできずに点数とられ続けたところが良くなかったです。もっと早くタイムアウトをとって集中させた方が良かったかなっていうのは僕自身の反省であります。

後半のスタートでビッグマンの頭数が足りない中でスリービッグ仕掛けていましたが、結果的にあそこで20点差になってしまいました。何か組み合わせが悪かったのでしょうか?それともやるべきことをやっていたけど、群馬さんの選手が凄かったっていうことだったのでしょうか?

もしかしたら組み合わせだったかなって考えています。3ビッグが悪かったかどうかは、検証してみないと分からないです。
けど#13 ドウェイン・エバンスが#4トレイ・ジョーンズに着くよりも、#88 牧 隼利だったり、#30 今村 佳太や#4 コー・フリッピンがついてた方がよかったのかなっていうのはありますので、明日もう1回チャレンジしたいと思っています。

群馬さんがトランジションで走るチームであることに対して、今メンバーがいない中でゲームのテンポをコントロールするプランはあったと思うんですけど、いつも通りにキングスらしい走るバスケットをやることも想定していたのでしょうか?

そうですね。特に後半はこの前の三河戦もそうなんですけど、ディフェンスストップから走れるタイミングがあれば走ろうってプランもありました。
ただ前半セカンドチャンスを結構取られたり、トランジションで簡単に点数取られてしまってるところで、自分たちでペースを上げてなくても彼ら(群馬)にペースを上げられたっていうのは正直ありました。
やっぱりトランジションディフェンスですよね。そこをうまくコントロールできなかったことが悔しく感じます。

今日8選手でのローテーションということで、群馬さんのようなトランジションの速いチームとの試合では、スタミナの問題もあると思います。今後や明日の試合でどうマネジメントしていくか、どういうプランのあるか教えていただけますか?

今節が終わったらブレイクに入るので、そこでコンディションを整えることが重要かなって思っています。
群馬さんは前にボールをどんどん放ってくるので、明日のゲームではテンポをコントロールすることが大事だと思います。
#4トレイ・ジョーンズはトランジションオフェンスだけでなく1対1 でも仕掛けてくるので、そこで1対2、2対3、3対4っていう自分達がディフェンスでアウトナンバーを作れるかってところが重要だと思います。

トーマス・ウィスマン HC

試合の総括 

非常にタフな試合でした。その試合で勝ったっていうことは非常に嬉しく思います。今日第1クォーター、第2クォーター、前半ですね、非常に良いオフェンスができました。

けど、後半は怪我人が出てしまったところでちょっとあの自分たちが受け身になってしまった部分があってお追い付かれてしまったっていうところがあったと思います。そんな状況でも選手たちが非常によく頑張ってくれたって、琉球さんのようなトップのチームに勝ったところも自分たちの収穫になりましたね。

5個オフェンスリバウンド琉球さんに負けていて、6つターンオーバー多くしてしまっていたので、ポゼッションとして11個下回ってしまい、ターンオーバーから13点取られたなかで勝てたところは非常に選手たちの頑張りが目立った部分だったかもと思います。

ただ、明日はそういったターンオーバー、オフェンスリバウンドに対して修正していかなければ非常に難しいゲームになっていくので、そういうのところを選手たちに集中させてやらせていきたいと思います。

途中20点差を追いつかれた後は、どういうところを強調して選手に指示を出していたんでしょうか?

琉球さんが追いついてきたときに非常にオフェンス、ディフェンスも非常にやりに来ていましたので、そんな中で自分たちのバスケをしっかりやるというところを選手に伝えていました。まあディフェンスのところではファールトラブルになってしまったんですけども

その中であのゾーンディフェンスだったり、オフェンスでは前半はうまくいったので前半のオフェンスをそのままやっていこうとはなしていました。

 #13 笠井 康平、#14 菅原 暉の二人の若いポイントガードが要所で良いパフォーマンスをしていたと思うのですが、彼ら二人の今日の活躍ぶりはどういうふうに評価されてますか?

五十嵐選手がケガして離脱した状況ですが、そんな中で#13 笠井 康平と#14 菅原 暉が二人とも水曜日の試合と今日でステップアップしたと思います。こういったチャンスを掴んでいくかというところを今後も期待していきたいと思います。

途中で#13 笠井 康平が抜けてしまったんですけど、#14 菅原 暉が引っ張っていってくれたっていうのは非常に嬉しく思います。琉球さんもそうですけど、私たちも多くの選手がぬけてしまった。難しいコンディションの中で自分たちがやるべき事はたくさんあると思うので、そこに集中してやっていきたいと思います。

#3 マイケル・パーカーについて

40歳にもかかわらず、35分オーバーのプレイタイムで19点12リバウンドと、そのローテーションの役割を果たしてくると思います。

 

琉球ゴールデンキングス #14 岸本、#4 フリッピン インタビュー

#4 コー・フリッピン

今日の4クォーター、#4 コー選手と#14 岸本選手が3ポイントシュートや、激しい守備で追いついたことが印象的だったんですが、あの時のご自身のプレーを振り返ってどのような意識をもってプレーしましたか?

自分としてはディフェンスで展開を変えたかった時間帯であり、#14 岸本選手とお互いのプレーを活かし合えるようにプレーすることを意識してました。

勝ち切れなかった要因やご自身の課題ってどのように感じていますか?

前半61点失点してしまったことが敗因だと思います。厳しい状況でもありますので、相手に20点差つけられて、今メンバーも足りないのでそこで20点差を縮めて、リードを奪うことは大変なことだと思います。

久しぶりの沖縄での試合で、ホームの雰囲気についてどう感じましたか?ご自身のケガの回復状況はいかがでしょうか?

まずは沖縄、琉球のファンの皆さんの前でプレーできたことは大変うれしく思います。
沖縄アリーナはリーグ屈指の会場で独特の雰囲気がありますし、いつもお客さんから力を与えてもらっています。ケガの状況につきましては、毎日毎日ケアをしながらの調整を行っています。

今日最終的にはプレータイム20分で、ケガする前の状態に戻りつつあると思うのですが、まだ回復途中とはいえプレイタイムの制限などは無くなってきているのでしょうか?

そうですね、前節までは出場時間に制限がありましたが、今節から桶谷ヘッドコーチが自分のコンディションを確認しながら、出場時間を調整できるようになっていました。今日の結果をみた感じでは順調にいくのではないかと思っています。

今日3クォーターでちょっと足を痛めていたように見えたのですが、状態について聞かせてください。

同じ幹部に打撲がありましたのでちょっと不安を感じたんですけど、トレーナーさんにチェックをしてもらって問題なかったので試合に戻りました。

田代選手の穴をうめるためにはチーム全員がステップアップしなきゃいけないと思うのですが、#4 コー選手は何か意識してることはありますか?

#24 田代 直希選手が抜けてる事は大きな打撃なんですけど、自分としては特定の一つのことで何かをしなければいけないとこだわっていません。
我々はメンバーがそろっていて、それぞれ強みを持ってますので、個々のプレイタイムが長くなっていますけど、みんながやるべき事をしていけば、大丈夫ではないかと思っています。
私自身は安定したプレーをすることを心がけています。

明日の試合が終わるとリーグ戦が約2週間のバイウィークに入りますが、その期間はチームで何をするべきだと思いますか?

まずは、全選手の健康を取り戻すことが優先だと思っています。その中でプレーに関しては、リズムを取り戻すことが重要です。

現在チームとしては負傷者が多い状況ですし、#24 田代 直希選手は残念ですけど今シーズンは復帰できないんですけど、#45ジャック・クーリー選手や、小野寺選手に復帰してもらうことが大事です。我々としては非常に貴重な時期ですし、他のチームもおなじような状況だと思いますし、シーズン中でゲームがたくさんある中、練習ができていない状況ですし、タフな状況ですけどいい教訓として活かしていきたいと思っています。

#14 岸本 隆一

今日前半かなり走られて失点が多かったんですが、第3クォーターから戻りも修正されてキャッチアップも早くなって失点を抑えられていました。どういったことを意識して修正されていったのでしょうか?

前半点数を取られ過ぎたというところがあって、チームでもう一回ディフェンスをしっかりやろうと後半入っていきました。
相手の速攻、ボール持っている選手に対しそのままゴール下まで持っていかれているっていうシチュエーションが多かったので、みんなで気を付けて行こうということで修正していました。

第4クォーター#14 岸本 隆一さんの3ポイントシュートで一時逆転しましたが、あのクォーターの最初の5分間はオフェンス面では何を意識してプレイしましたか?

前半やってた感覚ではそこまでオフェンスが重たい感覚は無く、正しい状況判断重ねていけばと自分の所にボールは回ってくるでしょうし、回ってこなくても多分他の選手がリズムを作るかなっていう感覚はありました。
なので、オフェンスのところではあんまり特別何かを意識することはなかったかなと思います。
群馬さんのディフェンスがそんなにハードに来ている印象がなかったので、状況判断がオフェンスにおいて今日はすごくキーになったと思いますし、点数にも現れてますけどそこまで悪いっていう感覚はないですかね。

#14 岸本選手から見た#7 アレン・ダーラムはどんな選手でしょうか?

すごく簡単な表現かもしれないんですけど、オールラウンダー、何でも屋さんという感じです。フィジカルにゴール下を争うこともできるし、アウトサイドでプレーすることもできますし、ディフェンスリバウンド取ってから、そのままゴールまでも持っていけるだけのハンドリングもあります。一方ディフェンスの時に大きい選手守ったり、アウトサイドの選手守ったり何でもこなせる万能な選手じゃないかなと思います。

#24 田代 直希の存在がチームに与える影響と、今回のけがについてどう感じていますか?

キャプテンとしててチームをずっと引っ張ってきていて、ほんとみんなに満遍なくコミュニケーションを取って、チームが良い雰囲気でできるように彼は心がけていたと思うので、田代選手が大怪我を負ったっていうことは、チームにとってとても大きなことだと思ってます。
彼にとって初めての大怪我ってわけでもないですし、2シーズン前に足首大怪我しているので、無暗に「頑張れよ」とかは言えないです。
僕自身は彼の力が必要ですし、コートでプレイしてくれることが一番いいんですけど、そうじゃない時でもチームメイトは彼を頼ることはあると思います。彼にとって今は色々整理つかない部分もあると思うけど、意味のある期間になってほしいというのが僕の願いです。
今後の彼の人生を考えるとやっぱりチーム勝つとか優勝すること以上に大切なことなのかもしれないし、そういう意味で本当に彼の人生にとって糧になってくれたらいいなと思います。

田代選手の長期離脱で、チームキャプテンは岸本選手になるのでしょうか?

そんなことはなくて、おのずとその時その時必要な選手が声をかけてますし、これは田代選手がいる時もそうだったんですけど、みんなリーダーシップ持って今シーズンは取り組んでる部分も大きい。
役職や役目を定めなくても、今チームとして良い意味で危機感を持って、みんなが前向きに取り組めてるので良いのかな、って思っています。

基本的には僕自身がやることは変わらないと思ってて、ゲームに対してやっぱり一番そのゲームの中において勝つ確率を上げていくっていうことは変わらず続けていきます。

#24 田代 選手もそうなんですけど、#34 小野寺 祥太も調子があがってきた中で怪我をして、本人ももどかしく感じていると思います。
今日の試合も思ったのが、プレーしたくてもできない選手がいるっていう事は、それぞれの選手が心にとどめておかなきゃいけない部分だと思います。
彼らがプレイしたいっていう気持ちを背負って、1秒も無駄にせずに責任のあるプレー、振る舞いをずっと続けていかなきゃいけないと思います。
それが怪我した選手に限らず、見てる方々に対して僕らができることだと思います。
今まで通りに誠意持ってひたむきにプレーを続けていけば活路は見いだせると思うので、今まで以上にリーダーシップを取りつつもやることは変わらずにひたむきにやって行ったらいいかなと思います。

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