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女子クラブチームが初制覇「Swish」全国へ

【第2回U15選手権】女子決勝 北谷×Swish

Jr.ウインターカップ 第2回全国U15バスケットボール選手権大会沖縄県予選が11月6日(土)から全4日間の日程で行われた。女子82チーム(このうちクラブチーム8)、男子88チーム(このうちユースチーム1、クラブチーム11)が参加し、沖縄県代表を目指し熱戦を展開。

優勝した男女各チームは1月4日から東京で行われるJr.ウインターカップ全国U15バスケットボール選手権大会に沖縄県代表として出場する。

沖縄県は9月末に新型コロナウイルス緊急事態宣言が解除され、活動再開を待ちわびていた選手らは10月からようやくチーム練習を再開。

今大会に合わせた練習の成果を存分に発揮した。

 

優勝 Swish

準優勝 北谷中学校

初優勝 Swish チーム創設2年目の快挙

女子決勝は創設2年目の新生クラブチーム、Swishが優勝を飾った。

チーム設立当初から全国制覇を目標に掲げており、ついに全国への切符を手にした。

北 谷 Swish
36 TOTAL  46
7 1Q 8
6 2Q 14
9 3Q 12
14 4Q 12

決勝戦は、小粒ながら粘り強いディフェンスが武器の北谷との勝負。

オールコートでプレスディフェンスを仕掛けてくる北谷の厳しい守りと決勝戦の緊張で、やや出だしの動きが硬いSwishはボールがつながらず、北谷 7-8 Swish とロースコアで1Qを終える。

しかしSwishはここから切り替え、速いパスまわしでボールをフロントコートまで運ぶと、#30下地季采や#10秋吉寛那がフィジカルを生かした1対1の勝負で得点。

また#5角田絆奈、#31田原実季がリバウンドへ飛びこみ、リング下の強さで2Qのスコアを北谷 6-14 Swishとし、じわじわと点差を広げていった。

 

一方、北谷もサイズの低さを厳しい守りと走力でカバーした。ウイークポイントをストロングポイントに変えてここまで勝ち上がり、決勝戦も最後まで全員で戦い抜いた。

攻撃では高さの壁に囲まれながらもウイングからのカットインやバックドアを使いリング下へアタック、アウトサイドシュートも狙い続けたが惜しくもリングに弾かれ、得点が伸びずに悔しい敗戦となった。

Swish 平良 監司郎HC コメント

Q,今の気持ちをお聞かせください。

まずはこうして大会を開催していただき、参加できたことを感謝したい。

コロナ禍で練習ができなかった時期が長かったが、オンラインでトレーニングやミーティングをしたり、自主練習でモチベーションを繋いできた。

今日は優勝した選手たちをねぎらいたい。

Q,決勝戦を振り返っていかがでしたか?

決勝は緊張もあり、重たい試合だった。

相手はディフェンスのチームと分かっていたので、スティールもされたがそれは想定内だった。

その代わり、自分達には高さがあるのでリバウンドは支配できると考えていた。

オールコートで厳しく守られ苦しかったが、選手にとっていい経験になった。

全国制覇という目標に向けてまた頑張っていきたい。

Q,選手の活躍について

CAP#10 秋吉 寛那 選手

中体連後に移籍してきた選手ですが、彼女をキャプテンに指名した理由は練習態度やチームメイトへの声掛けなどが本当に素晴らしく、大事な試合ほど信頼できる選手。中体連では北谷中学校に負けたのでその悔しさも今回の活躍につながった理由と思う。

 

#5 角田 絆奈 選手

中体連で負けた悔しさのあと、全国大会に出場したいという目標のもとに同じバスケスクールの仲間同士で声をかけあって集まったメンバー。沖縄県内では大きい選手だが、県外に出ると2番、3番プレーヤーなのでインサイドのプレーだけでなくアウトサイドのプレーもできるように指導をしている。

 

#30 下地 李采 選手

今大会のMVPは彼女にあげたい。伊良波中学校では1試合に30点を得点できるポイントゲッターだったが、今回は周りを使うプレーに専念してくれた。大事な場面での3ポイントシュートや、コザ戦では1Q、2Qともにブザービートを決め、チームに勇気をもたらせた。

 

#13 玉城 璃音 選手

北谷の攻撃の起点となっていた#4銘苅妃々哩選手に対して途中からBOXディフェンスで頑張ってくれた。この頑張りが北谷のオフェンスを崩す要因になった。

 

 

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