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琉球ゴールデンキングスvsアルバルク東京 Bリーグ2021−22 開幕前記者会見

2021年9月22日、Bリーグ2021−22シーズン開幕に向けて各開幕節カードのオンライン記者会見が行われた。

先出し開幕戦となる 9月30日(水) 琉球ゴールデンキングスvsアルバルク東京 からは岸本隆一選手・田中大貴選手が会見に出席して、開幕戦への意気込みと記者からの一問一答に答えた。

 

琉球ゴールデンキングス 岸本隆一選手

東京オリンピック後で注目される開幕カードになると思います。これから新たにバスケットボールを見てみようと思って頂いた方々にとっても、良いゲームだったと覚えてもらえるようなゲームにしたいです。

アルバルク東京 田中大貴選手

Bリーグの先出し開幕戦を戦える事を感謝しています。もちろん勝つことを目指して戦いますが、見て頂いた方々に何かが伝わる試合をしたいと思います。

記者からの一問一答

岸本選手へ質問

5年前の歴史的開幕戦は、「雑草vsエリート」とも言われました。5年後の今回の開幕戦は「○○vs○○」になるとお考えですか?また、今回も沖縄県民全員が応援しています。岸本選手が考える「沖縄バスケ」の強みを教えて下さい。

 

岸本
──「○○vs○○」というより、5年前とは違ってお互いがそれぞれの強みや特性を生かしつつ今季の開幕戦を迎えます。

気持ちとしてはもちろん雑草魂のような面を持ちつつ、僕たち琉球ゴールデンキングスチームが5年かけて積み上げてきたものを、アルバルク東京さんにぶつけたいと思います。

沖縄バスケの強みは、やはり応援してくれるファンの方々は、僕らにとって一番の強みだと思います。特に今回はホームゲームで開幕を迎えるので、本当に不思議なあの強い力を沖縄アリーナで生み出して行けたらいいなと思っています。

 

田中選手へ質問

5年前の開幕戦と同じカードですが、田中選手が感じるアルバルクの変わらないところ、変わったところを教えて下さい。またこれだけのメンバーが集まっても「優勝は簡単なものではない」と仰っていました。チームが苦しい時に、キャプテンとして具体的にどんなことをしていきたいですか。

 

田中
──5年前から変わらないところは、どのチームも同じだと思いますが、アルバルク東京はより結果を求められるクラブ、日本バスケットボール界を引っ張っていくべきクラブだというところです。自分達が常にトップでいたいという思いは変わりません。

今シーズンは新加入選手が多く、メンバーだけを見ればとても充実してるように見えるかもしれませんが、ルカHCのバスケットボールに慣れるまでには時間がかかるし、今シーズンを通して良いことも悪いことも起きると思います。その中でしっかりと積み重ねて最後に強いチームになりたいです。

キャプテンとして、どんな時でも自分たちが今シーズン優勝するという気持ちを自分自身が一番強く表現して、どんな時もぶれずにやりたいと思います。

 

田中選手へ質問

アルバルク東京はメンバーが大きく入れ替わった中での新シーズンですが、琉球戦のキーマンになりそうなアルバルク東京の選手は誰でしょうか。

 

田中
──自分です。ルカHCが率いてからチームに所属し続けている選手も少なくなりました。HCの考えを理解している選手が、試合の中でそのバスケットを表現することが大事ですし、自分にその責任があると思います。

新加入の選手は皆高いバスケットIQを持ち、練習でもかなり慣れてきた感じはありますが、やはり本番の試合になるとどうなるか分からない面もあると思うので、そこは自分がゲームを落ち着かせたり、コミュニケーション取りながら、チームを良い方向に持っていけるようにしたいと思います。

 

岸本選手へ質問

Bリーグオープニングゲームやその後のチャンピオンシップなどアルバルク東京に対しての思い入れは強いと思うのですが、再び開幕戦でアルバルクと戦えることについて特別の思いはありますか。

 

岸本
──Bリーグが開幕する以前からの話になりますが、アルバルク東京というチームは、僕達だけではなく全チームが意識するチームではないかと思います。Bリーグでも2度優勝している、そういう意味でもすごく意識するチームです。

 

岸本・田中選手へ質問

沖縄アリーナでの開幕戦ですが、岸本選手はホームとして、田中選手は日本代表戦で戦っていますが、沖縄アリーナの印象を教えてください。

 

岸本
──冒頭で述べた事とも重なりますが、いつにも増して不思議な力が湧いてくる場所です。相手チームのパフォーマンスも上がり、お互いのチームのより良い部分が出る印象があります。見てる方々にとってはすごく楽しい場所になっているのではないでしょうか。

 

田中
──今年の夏に代表戦で沖縄アリーナで試合をさせてもらいましたが、実際にあのコートでプレイしてみて素晴らしい雰囲気、素晴らしいアリーナだなと再認識しました。アウェイの沖縄の地で戦うことは、自分たちにとってタフで難しいことですが、そんなアリーナで試合を出来る喜びをかみしめながら戦いたいです。

 

岸本・田中選手へ質問

2016年から5シーズンを終え、今シーズンからリーグも創生期から成熟期に入ります。リーグ開幕独特の盛り上がりというものは徐々に落ち着いてきています。リーグの成熟という視点で危機感・緊張感のような思いを感じることはありますか。

 

岸本
──この5年で、それぞれチームごとのカラーや選手のキャラクターが本当に確立してきたと思うので、見ている方々にとって、とても楽しめるリーグになってきたと感じています。

ただ危機感いう意味では、僕たち選手はやることは変わらない中で責任も増しており、少なからず気持ちの面での変化はあります。まずはプレイで僕たちが何を表現していくのかを常に考えつつ、これからも誠意を持ってプレイしたいと思っています。

 

田中
──5年前にBリーグがスタートして、開幕戦から素晴らしい雰囲気がありました。そういった周りの方々が自分たちのために作り上げてくれた雰囲気があり、ここまでリーグが盛り上がり、お客さんも増えてきました。

でも、ここからはゲームのクオリティや、選手のバスケットボールの質の高さなどをより向上させていかないと、リーグとして今の人気をそのまま維持できない状況になるかもしれません。選手側の立場としては、これから先もレベルの高いリーグにしていくことが大事だと思いますし、より激しい競争のなかでリーグを盛り上げていきたいと思います。

5年前と比べて、それぞれのチームもリーグ自体も成長している事を、戦っている中で実感する部分でもありますし、その成長を止めないように、選手としてやるべき事をしっかりやっていきたいと思っています。

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