琉球ゴールデンキングスはデルトナ・バスケットに敗れるも収穫多いイタリア遠征を終える

(写真提供:琉球ゴールデンキングス)

琉球ゴールデンキングスは、9月8日(現地時間)にイタリアで行われたプレシーズントーナメントで、イタリア セリエA(1部)のデルトナ・バスケットと対戦して71-80で敗戦。Bリーグクラブとして初となるヨーロッパ遠征の全日程を終えた。

 

プレシーズントーナメント3位決定戦となったデルトナ・バスケットとの試合は序盤から激しい攻防が続き、#15 松脇圭志や#14 岸本隆一が得意の3ポイントシュートを決めるも、デルトナの得点を許し、1クォーター終了時のスコアは15-21とキングス6点ビハインド。

2クォーター、#10 荒川颯が相手ポイントガードからスティール、キングスが今季増やしていきたい硬いディフェンスからの速攻を見せる。33-40と7点差で前半を折り返す。

後半に入ると、#53 アレックス・カークがファールを受けながらも得点を決めるなど、キングスは追い上げるがデルトナも逆転を許さず3クォーター終了時のスコアは50-61。

4クォーターでは、#12 ケヴェ・アルマや#18 脇真大が力強いドライブから得点を重ね、一時は6点差まで迫るも、デルトナに連続得点を許して突き放される。最終スコアは71-80。キングスはヨーロッパの強豪プロチームに善戦するも勝利はならなかった。

このイタリア遠征2試合でスタートを務めた脇は、「いつもと違う環境でプレーするのは難しかったが、チームとして通用した部分もあった。プレシーズンゲームで課題を修正して開幕を迎えたい」と語った。

桶谷大ヘッドコーチは、「今回のイタリア遠征はとても貴重な経験になった。この時期にここまでフィジカルが強く、組織力があるチームと対戦する機会は大事で、この経験をさらなる成⻑につなげたい」と収穫の多いイタリア遠征だったことを感じさせた。

キングスは実り多いイタリア遠征を終えて帰国の途についた。プレシーズンゲーム次戦は、9月14日(土)に長崎ヴェルカとアウェーHAPPINESS ARENAで対戦。そして9月17日(火) 18日(水)はホーム沖縄アリーナで福井ブローウィンズとのプレシーズンゲームを戦う。

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