(写真提供:琉球ゴールデンキングス)
琉球ゴールデンキングスは、9月7日(現地時間)にイタリアで行われたプレシーズントーナメントで、イタリア セリエA(1部)のトラパニ・シャークと対戦して78-69で敗れた。
Bリーグクラブとして初となるヨーロッパ遠征となった今回。キングスの桶谷大ヘッドコーチも出発前に「チームとして大きな経験であり、B.LEAGUEの発展においてもとても重要な機会になる」と意気込みを語っていた。
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第1クォーター、キングスは#45 ジャック・クーリーや#14 岸本隆一が得点、さらに新加入の#3 伊藤達哉は得意のディフェンスから相手のボールを奪い得点。トラパニは#5 ジャスティン・ロビンソン選手が反撃し、20-23とキングス3点ビハインド。第2クォーターはキングスのミスが重なるが、#12 ケヴェ・アルマ、#53 アレックス・カーク選手の得点で同点に追いつくも、トラパニがブザービーターを決め34-37で後半へ。第3クォーターでは#18 脇真大選手らが得点を重ねるも差は縮まらず、50-58。第4クォーターは#3 伊藤達哉選手や#15 松脇圭志選手が奮闘し、#8 植松義也選手の3Pシュートで追い上げるが、最後はトラパニに要所で得点を許し、キングスは69-78で惜敗となった。
キングスの選手として初の対外試合となった伊藤は、「環境も違う中で難しいゲームになると予想していたが、チームとしての約束事を徹底できたのはポジティブな要素だった。明日の試合もキングスらしいバスケットボールを見せたい」と次戦に意欲を見せた。
桶谷ヘッドコーチは「負けてしまったが新チームの初戦と考えれば、選手たちが約束事をしっかり遂行してくれたのは良かった。これを積み重ねていくことが大切」と新チームへの手応えを語った。
キングスのイタリア遠征の次戦は、9月8日(現地時間)にデルトナ・バスケット(イタリア)との3位決定戦に挑戦する。