5月22日(日)、Bリーグチャンピオンシップ(CS)セミファイナル 琉球ゴールデンキングスはホーム沖縄アリーナにて島根スサノオマジックとGame2を対戦。
前日のGame1を勝利したキングスは、あと1勝すればBリーグ制覇を決める『B.LEAGUE FINALS』への進出が決まる。
[getpost id=”8447″]
試合前から、沖縄アリーナ過去最多となる8,309人の観客の期待が渦巻き、コート上には緊張感が張り詰める。
最高の舞台の、幕が上がる。
コー・フリッピンの”concentration”
キングスのスターティング5は、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#4 コー・フリッピン、#13 ドウェイン・エバンス、#45 ジャック・クーリー。
島根のスターティング5は、#3 安藤 誓哉、#15 白濱 僚祐、#2 ペリン・ビュフォード、#28 ウィリアムス・ニカ、#4 ニック・ケイ。
試合序盤、集中力を見せたのは #4 コー・フリッピン。前日のGame1後半はコートに立つ事は無かった。だがこのGame2もスタートとして出場。桶谷HCからの信頼をうけたフリッピンは、この試合にかける強い思いがあったはずだ。
1クォーター残り6:59 フリッピンは左コーナーでボールをもらうと滞空時間の長い3ポイントシュートを決めてみせる。
実はこの日のフリッピンが放ったシュートはこの1本だけだった。昨季CSセミファイナルの舞台では、千葉ジェッツの選手としてオフェンスで決定的な仕事をしたフリッピンが、この日はキングスの一員としてディフェンスに全神経を集中させている。
残り5:43 島根のファストブレイクのチャンスに、フリッピンは全速力で戻り#3 安藤のシュートを阻止する。
島根は#2 ビュフォードを中心に序盤からリードを奪うが、キングスの集中力は途切れる事は無かった。
残り4:21 前日21得点のエース#30 今村が、難しい体勢からの3ポイントシュートを決めて雄たけびをあげる。スコアは、キングス11 – 12島根で島根がタイムアウト。
キングスに行きかけた流れを、島根はビュフォードが食い止める。ビュフォードは1クォーターだけで11得点、FG% 55.6%(5/9)とチームを牽引した。
1クォーター終了時のスコアは、17 – 18と島根1点リードで終了。