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セカンドユニットの活躍でキングス先勝 琉球ゴールデンキングス vs 横浜ビー・コルセアーズ CSセミファイナルGAME1

(文:湧川太陽、写真:Hamataro)

5月20日(土)、『日本生命 B.LEAGUE チャンピオンシップ 2022-23 セミファイナル』琉球ゴールデンキングス vs 横浜ビー・コルセアーズ GAME1が沖縄アリーナで開催された。

キングスはホーム沖縄アリーナで2年連続のファイナルを決めたい。しかし相手は、河村勇輝率いる横浜ビー・コルセアーズ。2月の天皇杯準決勝での河村の45得点の衝撃はキングスファンの記憶に焼きついている。

天皇杯準決勝の雪辱に燃える横浜BC。キングスはそれを跳ね返すことが出来るか。

 

 

セカンドユニットがピンチを救う

キングスのスターティングメンバーは、#1 ジョシュ・ダンカン、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。

横浜BCのスターティングメンバーは、#6 赤穂 雷太、#10 チャールズ・ジャクソン、#15 デビン・オリバー、#18 森井 健太、#30 須藤 昂矢。

横浜BC注目の#5 河村 勇輝は、怪我の影響もありベンチスタートとなった。

 

先制点はキングス。今村とクーリーのピック・アンド・ロールで横浜BCのディフェンスを崩すと、今村のパスからクーリーが力強くゴール下で得点。

 

キングスは3ポイントが好調。今村は、203cmのオリバーを目の前にしても動じず、綺麗なシュートフォームから3ポイントシュートを突き刺した。

 

好調なスタートのキングスだったが、ファウルトラブルが発生。残り5:40には岸本、残り4:16には今村がそれぞれ2ファウルを取られてベンチに下がる。

 

岸本、今村のスターター二人のファウルトラブルという緊急事態だったが、キングスの強力なセカンドユニットがその危機を救う。

#4 コー・フリッピンがベンチから登場すると、河村に対して密着マークで自由を与えない。そして#88 牧 隼利の絶妙なパスから、#9 渡邉 飛勇がアリウープを決める。

 

さらに残り2:36、#7 アレン・ダーラムのパスアウトから、#15 松脇 圭志が得意の3ポイントシュートを射抜く。

 

残り51秒には、フリッピンがジャクソンを前にしてフローターショットで得点する。

 

1クォーターは20-11とキングス9点リードで終了。

 

2クォーターも、キングスはセカンドユニットが奮起。残り8:37には、#24 田代 直希は、緩急あるドリブルで横浜ディフェンスを揺さぶり、ダンカンの3ポイントをアシスト。

 

しかし、横浜BCも苦しみながら自分たちの持ち味を発揮。#14 大庭 岳輝が2クォーターだけで2本の3ポイントを決め、残り3:08には、オリバーがドリブルで一気に持ち込みファストブレイクを決める。

 

試合後にキングス桶谷HCも「2クォーターは点の取り合いをしてしまった」と話した通り、2クォーターだけのスコアでは28-32と横浜BCに上回られてしまう。しかしキングスは、ファウルトラブルの岸本と今村を2クォーター温存することが出来た。

2クォーターは、48-43とキングス5点リードで終了。

キングスが積み重ねてきた『チーム全員で戦う』というチームカルチャーが、ピンチを乗り越えさせてくれた。

 

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