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試合後の記者会見

琉球ゴールデンキングス 桶谷大 HC

 

──試合の総括

前半はディフェンス強度は高いがソリッドに賢くプレイできておらず後手になってしまった。3Qはオフェンスディフェンスも良かったが、3Q終わりからボールをフォース(止めて)してリズムが無くなった。

4Qで6個ターンオーバーして、いいオフェンスが出来ずオープンショットも少なかった。この敗因をしっかり受け入れなければいけない。負けるべくして負けたと思う。勝ってきた中で同じことが起こっていた事もあったので、この敗戦を皆でもう一度見直して成長していきたい。

 

──4Qの大事な場面で連続したターンオーバーに対して、チームとどう認識を共有したいか。

今日起こったターンオーバーがなぜ起こったか。チャレンジして起こったターンオーバーではなく、今日のターンオーバーはケアレスで許されないものだった。4Qのいちばん大事な場面でターンオーバーしてシュートで終われない事は、チームで見直していく必要がある。

 

──名古屋のデニスHCはディフェンスについて「相手を迷わせる」ディフェンスをしたと話していた。実際キングスのボールムーブメントのリズムが失われていたが、これは改善できるか。

自分達のケアレスがほとんどだったので改善できると思っている。名古屋のように相手が用意してきたディフェンスに対して、適切な判断をする。「良い判断をする」ことはこのチームの一番のコンセプトなので貫いていく。

 

──4Qの早い時間帯でファウルの数が多くなった事について。

小野寺が速攻をストップしたファウルは良いファウルだったが、それ以外は不用意なファウルだった。ファウルが出来ない事でタイトに守れなくなってしまった。

 

──CSでは力の拮抗した相手にも2勝しなければいけない。クロスゲームにも勝利するというCSへの意気込みを。

CSに向けてどれだけ自分たちが冷静に正しい状況判断が出来るか。今日は自分達が冷静さを失い、ターンオーバーやファウルを重ねてしまった。正しい状況判断が、どのチームに対しても出来るようになれば優勝できると僕は思っている。そこに向けてトライしていきたい。

 

──連勝が続いていたキングスにとって、今日の負けをCSにどう活かしていくか。

勝ち続けると勝つことだけに夢中になってしまう。自分達のバスケが良くなくても結果勝ってしまう事もあったと思う。CSに入ってくるチームに対して、不用意なこと、正しい状況判断が出来ないとこういう結果になる。

CSに入る前に苦しい状況になる可能性だってある。それでも乗り越えて、CSで一番強いチームになりたい。

 

琉球ゴールデンキングス #45 ジャック・クーリー

 

──今日は前日より相手に多くリバウンドを奪われた。

彼らは昨日に比べてよりハードにプレイして、より良いゲームをしてきていた。我々のメンタルの準備も、昨日に比べると今日は少し甘かった。

我々はすごく良いチームだが、精神的にしっかり準備出来ていなければ相手にアドバンテージを与えてしまう。今日の名古屋戦やその前の島根戦での敗戦で我々はそれを学んだので、次の試合にしっかり集中して挑みたい。

 

──名古屋のエサトン選手との激しいゴール下でのマッチアップは非常にタフだったと思いますが、マッチアップの感想は。

彼は非常に良いプレイヤーだし、今日はすごくハードにプレイしてきた。それに対して私も自分のアドバンテージを活かしつつもっとハードにプレイすべきだった。

 

──エサトン選手には本日24得点を許しましたが、名古屋とはレギュラーシーズンは残り2試合残っています。彼にリベンジする準備はできていますか?

名古屋での2試合残っているのはとてもエキサイティングで重要なゲームだ。待ち切れない気持ちで挑んでいきたい。

 


 

155日ぶりのホーム敗戦にも、チームは下を向かず、自分達が目指す頂点へ意味ある敗戦と捉えていた。

だが、心優しく力強いチームの大黒柱ジャック・クーリー、彼は負けたままで終わるつもりはないようだ。

 

 

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