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第9節GAME2 信州の堅守を打ち破ったキングスが勝利

11月15日、琉球ゴールデンキングスと信州ブレイブウォリアーズの試合が沖縄市体育館で行われた。前日の試合は、元キングスの#55アンソニー・マクヘンリーが信州に移籍後初めての公式戦であり、#41キム・ティリのホームデビュー戦であったこと、そしてキングスの12連勝がかかっていたこともあって、大注目の一戦となった。しかし、シュートが思い通りに入らなかったことや、終始信州のペースでゲームが展開していったことが影響し、キングスにとっては悔しい敗戦となった。ホームでの連敗を阻止したいキングスは、スタメンを入れ替えて試合に臨んだ。

琉球ゴールデンキングス 信州ブレイブウォリアーズ
80 Total 71
21 1Q 12
15 2Q 20
22 3Q 22
22 4Q 17

#34 小野寺、#1 船生の活躍で前日のゲームのリベンジを果たした

 試合開始直後、スタメンに起用された#34 小野寺 祥太が激しいディフェンスで相手のターンオーバーを誘発する。オフェンスではカットインを#30 今村 佳太、#13 ドウェイン・エバンスが仕掛け、相手のゴールを脅かす。さらにアウトサイドで待ち構えていた選手へのパスがインサイドから供給されゴールを射抜く。一方の信州は3Pを高確率で決めるが、インサイドを攻め切ることができない。クォーター終了間際に満原が3P2本決めて、2112でクォーターエンド。

#34小野寺は気迫あふれるプレーで、キングスに勢いをもたらした

 

2Q、#12栗原 ルイスや、#50ウェイン・マーシャルを中心に攻める信州。徐々にインサイドへの合わせのプレーが決まりはじめる。それでもキングスは持ち味の激しいディフェンスや、コートに立っている選手が積極的にシュートを狙っていき、リードを保ち続ける。#50マーシャルの連続得点で差を縮められたものの、4点差で試合を折り返す。

信州の攻守の要となった#55マクヘンリー

 

3Q立ち上がり、キングスは苦しい展開が続く。信州のディフェンスに苦しめられ、思うようにシュートが打てない。一方の信州は、#50マーシャルや#8西山 達哉が攻撃の起点となって内外バランスよく得点していき、逆転を許してしまう。追いつきたいキングスは激しいディフェンスを仕掛けるが、ファールからのフリースローが重なり、なかなか追いつけない。我慢の時間が続く中、交代で入った#0 石崎 巧のテイクチャージや#1 船生 誠也の連続得点で徐々にキングスに流れが傾き、再逆転。#14 岸本 隆一のブザービーターもあって4点リードで勝負の最終クォーターへ。

#0石崎のプレーが再逆転のきっかけとなった

 

 4Qが始まると、#45ジャック・クーリーがゴール下で存在感を見せる。一挙連続8得点をあげ、リードを広げる。ディフェンスでは#34小野寺を中心としてプレッシャーをかけ続ける。フリースローを与えてしまうものの、リードを8点差に広げてオフィシャルタイムアウト。その後も集中力を切らさずに攻め続けたキングスはリードを保ったまま逃げ切り、昨日の雪辱を果たした。

オフェンスだけでなくディフェンスでも活躍した #45クーリー

 

藤田 弘輝HC、小野寺祥太選手、船生誠也選手のコメント

藤田 弘輝HC

両日ともお互いのバスケットとバスケットのぶつかりあいとなったタフな試合でした。チームとして苦しい時間帯もありましたが、しっかり我慢して勝つことができました。チームとして成長できた二日間でした。

昨日はディフェンスの要となる部分が崩れたり荒くなったりしていて、点を取られていました。今日はその部分を意識してディフェンスをしていたので、しっかり守れていたと思います。オフェンスでは、昨日よりもオープンなシュートをしっかり決められていました。

#34 小野寺 祥太

昨日の試合では信州さんのオフェンスでやられた部分が多かったのですが、今日はうちのハードなディフェンスでしっかり抑えられました。ハードなディフェンスをすると、ファウルを取られるリスクが多くなりますが、それでも引き気味にならないで守ることが出来たと思います。

#1 船生 誠也

昨日は開幕12連勝がかかった試合でしたが、色々と反省点のある試合でした。過密なスケジュールによる疲れや、ケガなどもいろいろ理由はあるんですが、負けは負けだと思います。大事なのは、その負けで何を学ぶかということと、負けた後の試合でどう戦うかということだと思います。限られた試合時間で自分の持ち味を表現するいくことが大切で、自分の役割をこなしていけばチームを鼓舞できると思っています。

(今日決めた2本の3Pについて)
3P打った時はキム選手にダブルチームで寄っていて、オープンな状態で打てた2本だったので決められてよかったです。迷いなく打てました。

(今季挑戦しているガードについて)
ガードの仕事はボールを運んでコールをすることだけではなくて、チームが勝つために何が必要か考え、献身的なプレーをすることだと思います。まだまだできていない部分もあって、チームメイトに支えてもらっている状況だと感じています。もう少し余裕が出て、スムーズにチームを動かせるようになりたいと思っています。

 

#1船生の連続得点が勝利を引き寄せた

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