当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ライアン・ケリーの劇的ブザービーターでSR渋谷今シーズン初勝利!

2日続けてブザービーターで試合が決まる激戦を渋谷が制し今季初勝利を飾る

ブザービーターで試合を決めたSR渋谷#34ケリー

10月11日(日)サンロッカーズ渋谷は千葉ジェッツふなばしをホームの青山学院記念館に迎え第2節GAME2を戦った。開幕からホーム4連戦の渋谷は3連敗中。どの試合も僅差で勝ち切ることができていなかっただけになんとしても勝ちたい一戦。対する千葉は開幕から3連勝中。この試合で連勝を伸ばし流れに乗りたいところ。GAME1では残り5.5秒で渋谷#34ケリーのシュートで同点に追いつくも、#2冨樫のドライブから#21ギャビンが合わせブザービーターで敗れた。そんななかで迎えたGAME2も最後の瞬間までもつれる激戦に。結果は、GAME1の借りを返す#34ライアン・ケリーのブザービーターで渋谷が今季初勝利を飾った。

1Q 渋谷17-17千葉

序盤渋谷が流れを掴むも千葉#11西村のゲームメイクで同点に

立ち上がり千葉に3連続速攻を決められた渋谷は#32山内、#16渡辺、#24広瀬を投入。
DFからリズムを掴むことに成功する。対する千葉は得意の速攻が封じられ、セットプレーで中々得点ができず15-6と渋谷に9点リードを許す展開に。
#16渡辺を中心に次のプレーの確認を行うSR渋谷の選手

#16渡辺を中心に次のプレーの確認を行うSR渋谷の選手

千葉はタイムアウトを要求、#11西村を投入し立て直しを図る。西村は渋谷のプレッシャーディフェンスを突破し、#5田口、#21エドワーズが得点を重ね同点にして1Qを終える。

2Q 渋谷41-47千葉

富樫のエンジンがかかり始め千葉ペースに

渋谷は#1関野の3ポイントと#10ジャクソンの得点で先手をとるも、千葉のインサイドとアウトサイドが噛み合った攻撃にジリジリと点差を離される。千葉は#2富樫と#21エドワーズ、#22サイズとのハイピックに渋谷はスイッチで対応するも、富樫はスピードのミスマッチをつきドライブから得点し、千葉が流れを掴む。渋谷は2度のタイムアウトを使い流れを断ち切る。千葉に離されかけるもなんとか6点差で前半を終える。

3Q 渋谷63-65千葉

キャプテン#9ベンドラメの活躍で渋谷が息を吹き返す

両チームともにディフェンスの強度が増し、互いにターンオーバーが増える中、渋谷#9ベンドラメの連続3ポイントとドライブからの得点で渋谷が息を吹き返す。千葉は#21エドワーズ、#22サイズにボールを集めファールを獲得。フリースローでコツコツと得点をしながら繋ぐも、渋谷のドライブへの対応に手を焼いた。3Qのラストプレーでは、渋谷#34ケリーが千葉#11西村のシュートをブロック、そのまま速攻に持ち込みダンクを決めた。渋谷が良い流れを掴み最終クォーターへ。

4Q 渋谷87-86千葉

#34ケリーのブザービートでGAME1の雪辱を晴らす

4Qの立ち上がり#34ケリーのドライブと3ポイント、#9ベンドラメの3ポイントで渋谷が一気に逆転し、71-65とする。たまらず千葉はタイムアウトを要求。千葉は#22サイズのインサイドと、新加入の#14佐藤の連続3ポイントで応戦するも渋谷#9が再びドライブと3ポイントで連続得点。キャプテンが意地を見せる。
一進一退の攻防が続き、残り14.7秒、84-83の1点リードの状況で渋谷#10ジャクソンがフリースローを獲得。2本中1本を決め85-83の2点リードにする。しかし、千葉#2冨樫が自らドリブルでボールを運び3ポイントを決め残り時間3.2秒で85-86と千葉が逆転に成功する。青山学院記念館にGAME1の記憶が蘇る。「またギリギリで勝てないのか」そう思った渋谷ファンもいただろう。
渋谷はタイムアウト後、残り時間3.2秒でのラストショットを#34ケリーに託す。ケリーで攻めてくることを予測していた千葉はダブルチームでプレッシャーをかける。
ケリーが選択したのはドリブルからのジャンプショット。
横に流れながらのタフショットになるが、ケリーの放ったシュートはブザーと同時にゴールに吸い込まれ見事ブザービーターでゲームセット。
試合を決めたケリーの元にはベンチから選手がなだれ込むように駆け寄り、欲しくて欲しくてたまらなかった今季勝利を劇的なブザービーターで掴み取った。

伊佐HC試合後の渋谷ブースターへのコメント

「やっと勝てた!これからも応援よろしくお願いします。」とホッとした様子を見せつつ、次節アウェイ戦に意識を切り替えていた。

SR渋谷ファンに挨拶をする伊佐HC

沖縄出身選手も活躍し、初勝利に貢献

サンロッカーズ渋谷の#32山内盛久と#16渡辺竜之佑は、ディフェンスでは千葉のエース富樫を交代でマッチアップし、勝利に貢献した。山内は19分28秒の出場で、3アシストを記録。渡辺は14分45秒の出場で、3ポイント1本を含む6得点3アシストを記録。攻撃面でも存在感を示した。

SR渋谷#32山内

キャプテンとして勝利に導いたベンドラメ礼生

後半だけで4本の3ポイントを含む16得点トータル20得点と爆発。
「開幕戦から僅差で負けていた。チームとしてあとは細かいプレーを意識するだけだった。思いっきり打ったシュートが入ってよかった」とコメント。また、この試合でキャリア通算300スティールを達成。
「僕がスティールできているのはチームメイトがプレッシャーをかけ、ゆるいパスを出させているから。チームメイトに感謝したい」と感謝の気持ちを語った。
開幕から苦しんでいた渋谷だが、強豪千葉相手に勝ちきり連敗をストップできたのは大きい。
この勝利をきっかけに渋谷の快進撃が始まることに期待したい。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事