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羽ばたけ未来へ〜KBC学園未来沖縄女子バスケットボール部新設〜

KBC学園未来高等学校は2021年春、女子バスケットボール部を始動することになった。前新健校長並びに関係者を含む入学を検討する生徒で学園内の会場は、超満員で埋め尽くされていた。

活気のある雰囲気の中で、かけがえのない高校3年間をKBC学園で学ぶ為に親子共々、新設の女子バスケットボール部の説明を真剣な眼差しで聞いていた。

未来高等学校のカリキュラムには、野球部、サッカー部に続き女子バスケットボール部が新設されたのである。

各部は総合学科スポーツコースの中の野球専攻、サッカー専攻、女子バスケットボール部に属する。スポーツを通した人材育成を行っているが、さらに競技種目を増やす予定であると言う。

また、沖縄県内初のユネスコ認定校としてSDGsの意識が高い校風には、OUTNUMBER webライターTERULINの私にもグローバルな環境を見据えた素晴らしい校風だと感じた。

KBC学園 未来高等学校 連絡先は、下記へアクセス

住所〜〒900−0034 沖縄県那覇市東町23−1

電話番号〜098−863−0936

HP〜http://hi.ida.ac.jp/.

 

 

 

 

名将 渡慶次茂氏の講義〜教え子への継承〜

新設の女子バスケットボール部の監督(HC)には、沖縄を代表する名将 渡慶次氏が顧問に就任する。

渡慶次氏は、離島は久米島高校をはじめ豊見城南高校、糸満高校、西原高校で教員として勤務し指導を続けてきた。60歳で定年退職を迎えた後も沖縄の女子バスケットボール部の名将としてトップを走り続け、34回以上の優勝を誇り、素晴らしい数々の功績を残している。

沖縄は「ムービング」「モーション」「スペース」「パッシング」の全てがバランス良く絡み合うことで、全国でも勝てるチーム創りが実現すると力説する。未来高等学校女子バスケットボール部の未来が、とても明るいことは間違いないだろう。

渡慶次氏の教え子には、全日本でもプロバスケットボールプレーヤーとして活躍され、元WJBLプロバスケットボール選手、伊集南さんの存在がある。

 

伊集南さん〜 渡慶次 茂氏との出逢い・今後の活動

伊集さんは、プロバスケットボールプレーヤーとして、WJBL DENSOアイリス所属#13(5×5)さらに湘南SUNS登録#14(3×3)、日本代表の実績もある。

八重瀬町出身で、世界最高峰NBAに興味を抱き、具志頭中学校で、バスケットボールと出逢う。そこから糸満高校、筑波大学へと進学し、大学1年次にはインカレで優勝に貢献し、2011年と2013年には、ユニバーシアード日本代表に選出された。

2013年WJBL DENSOアイリスに入社、2013−2014シーズンのルキーオブザイヤーにも受賞され、さらに3×3の日本代表として、アジアカップ・ワールドカップに出場し、アジアカップでは優秀選手賞にも受賞された。

東京オリンピック選手として期待されていたが大会の1年延期を受け引退を決意する。

数々の功績と栄光には糸満高校で指導してくれた恩師 渡慶次氏が存在したからだという。スピーチの中でも印象に残る言葉がある。

独り立ちすることで、バスケットボールは、ただ、動くことだけではなく「考えることを意識してコートに立つ」と言うこと。

それは沖縄の地から離れて、初めて渡慶次氏の指導の本質を実感したという。どんなに素晴らしい指導者が存在しても「自分自身が気づいて努力して、チャレンジし続けること」それが最も大切なんだと力説する。

まさに、名将 渡慶次氏の指導者としての継承とプロ生活で培った経験からくる「真の言葉」だと感銘を受けるスピーチであった。

伊集さんは、現在、プロ生活を引退後、同じく株式会社デンソー総務部スポーツプロモーション室 女子バスケットボール部アドバイザーとして、DENSOアイリスを支えるポストに勤務されている。

いづれは、生まれ故郷沖縄でもバスケットボール界の為にサポート・バックアップしていきたいと我々OUTNUMBER編集チームにも個別で語ってくれた。

今後の伊集さんのご活躍を沖縄から見守りつつ、そして、1ファンとして応援し続けたいと言う感謝の念が湧いた。

名将 渡慶次氏、伊集さんの講義は、親子とのコミュニケーションを交えて親ではなく、子供達への「質疑応答」コーナーを設ける場面もあり、ユニークで寄り添う参加型の講義は子供達にとっても貴重な経験になったことだろう。

恩師と教え子の調和した講義は、新設の女子バスケットボール部の変化・成長する羽ばたく未来へ期待と活躍が創造できて、これからも目が離せない。

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