集中力高いプレイでキングス勝利
3クォーター、キングスは2-3ゾーン継続。しかし広島にオフェンスリバウンドを許してセカンドチャンスから失点。さらに辻の3ポイントが決まり38-40と広島が再逆転する。
しかしこの日のキングスは相手にリズムを渡さない。すぐに今村がフローターショットを決めて40-40の同点。さらに牧がコーナーから3ポイントを決めて43-40とキングス再逆転に成功。
キングスは2-3ゾーンで広島を惑わせると、クーリーがエバンスをブロック。そのまま岸本のファストブレイクから得点が生まれる。
攻守に集中したプレイを見せるキングス。ブラックシアーのポストアップに今村が身体を張ってプレッシャーをかける。惜しくもファウルになるが観客は大声援で後押し。
広島も集中力を切らさない。#12 中村 拓人、ブラックシアーの連続3ポイントで残り2:33 52-52の同点に追いつく。
その後、クーリーやダーラムがゴール下で得点を重ねるも、広島も決め返して点差が離れない。
3クォーター終盤、キングスはフリッピンがチームを引っ張る。3ポイント、そしてオフェンスファウルを奪い、残り5秒には得意のドライブからエバンスをかわしてシュートを決めた。
3クォーター終了時のスコアは61-54。キングスはコートに立つ選手全員が集中力高いプレイを見せてくれた。
4クォーター、広島も集中力を見せる。残り9分、広島はうまくボールを回して最後は元キングスの#7 船生 誠也が3ポイントを決める。61-59と点差を離されない。
しかし沖縄アリーナの大声援がホームチームを後押しする。残り7分半、キングスは素晴らしいマンツーマンディフェンスで守ると、ダーラムがバスケットカウントワンスローを獲得してスコア 66-59。
さらに、キングスは2-2-1プレスからハーフコート2-3ゾーンに変化して辻の3ポイントを外させると、直後に田代が右45度から躊躇なく3ポイントを放つ。田代のB1通算300本目となる3ポイントが決まり、69-59とキングスは一気に10点差とする。
その後、岸本の連続3ポイント、ダーラムのゴール下へのアタックと攻撃の手を緩めなかったキングスがリードを守り続ける。
最終スコアは86-78でキングスが勝利。混戦の西地区上位を争う広島から価値ある勝利を手にした。
試合スタッツ:Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 2023/03/08 琉球 VS 広島 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト