当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

終始主導権を渡さずサンロッカーズ渋谷が貴重な1勝をあげ東地区4位に浮上

3月17日(水)、東地区6位のサンロッカーズ渋谷は、1勝差で同地区4位に位置する富山グラウジーズをホームの青山学院記念館に迎え戦った。

この試合は、2021年2月に開催予定の「FIBAアジアカップ2021予選」の日程変更により、2021年2月24日(水)に開催を予定していた第23節分。

両チーム共にチャンピオンシップ出場を狙うには重要な一戦をサンロッカーズ渋谷が終始主導権を渡さず92-81で勝ち取った。

サンロッカーズ渋谷 富山グラウジーズ
92 Total 81
22 1Q 19
32 2Q 25
19 3Q 14
19 4Q 23

ライアン・ケリー選手が前半だけで19得点

前節のアルバルク東京戦で左頬骨骨折から復帰した渋谷#34ライアン・ケリー選手は序盤からシュートタッチが良く、3ポイントやミドルシュートを重ねエースとして存在感を発揮。富山も#32ジュリアン・マブンガ選手、#34ジョシュア・スミス選手を中心に応戦し、第2クォーターの中盤まで一進一退の攻防が続く。

富山はオフィシャルタイムアウト明けにゾーンディフェンスを試みるも渋谷#14ジェームズ・マイケル・マカドゥ選手、#34ライアン・ケリー選手が得点を重ねうまく対応。その後、渋谷#1関野剛平選手、#9ベンドラメ礼生選手の3ポイントも決まり、前半を54-44と10点リードに広げて終える。

前線からプレッシャーをかける渋谷#16渡辺選手

後半に入りサンロッカーズ渋谷はオールコートマンツーマンでディフェンスの強度を高め、富山グラウジーズは再びゾーンディフェンスを試みる。しかし、富山はまたも簡単にゾーンを攻略され、点差がジリジリと離れる展開に。富山はオフェンスファールも重なり流れに乗れずそのままサンロッカーズ渋谷がリードを保ち勝利した。

サンロッカーズ渋谷の沖縄出身コンビの活躍

サンロッカーズ渋谷#16渡辺竜之佑選手は14分27秒の出場で6得点、3リバウンド(オフェンスリバウンド1)、1スティールを記録。#32山内盛久選手は13分41秒の出場で2アシスト、2スティールを記録。それぞれスタッツには残らない激しいプレッシャーディフェンスやペイントへの果敢なドライブで攻守に渡りチームの勝利に貢献した。

ボールを運ぶ渋谷#32山内選手

「しっかり勝ててよかった」

試合後の会見でサンロッカーズ渋谷の伊佐勉ヘッドコーチは「今シーズンの成績で並んでいる富山さんとの直接対決でお互い大事なゲームでしたが、しっかり勝てて良かった」と振り返り、「まだ課題として取り組んできてできた部分とできなかった部分があるので次戦に向けてチーム全体でチャレンジしていきたい」と次戦に向けて気を引き締めた。

ドライブする渋谷#9ベンドラメ選手

サンロッカーズ渋谷は直接対決で富山に勝ち越し、東地区4位に浮上。まずはワールドカードでのチャンピオンシップ出場を目指し3位の川﨑ブレイブサンダースの背中を追う。

次節サンロッカーズ渋谷は新潟で新潟アルビレックスBBと、富山グラウジーズは滋賀で滋賀レイクスターズと戦う。

今後も熾烈な順位争いに目が離せない。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事