(写真提供:琉球ゴールデンキングス)
1月17日(水)、琉球ゴールデンキングスは名古屋ダイヤモンドドルフィンズとドルフィンズアリーナで対戦。77-75でキングスは2点差で敗れた。
沖縄でのBリーグオールスターを終えてB1リーグ戦も後半戦に突入。この日のキングスのスターターは#4 ヴィック・ロー、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。#9 渡邉 飛勇は右手小指の怪我、#33 カール・タマヨはコンディション調整のため欠場した。
1クォーターをスコア22-21とほぼ互角で終えるものの、2クォーターのキングスの得点はわずか7点。3ポイントシュートは8本放って1本も決まらず、名古屋Dのゾーンディフェンスを前にシュートタッチを失い、前半終えて39-28とキングスは11点ビハインドを背負う。3クォーターを終えても57-46とキングスは点差を詰められず4クォーターへ。
4クォーター、キングスは日本人選手のラインナップを岸本、#15 松脇 圭志、#88 牧 隼利の3人を並べると、松脇の連続3ポイント成功で一気に追い上げる。さらに岸本の3ポイントで残り03:32には69-69と同点、残り02:56には枚の3ポイントで69-72とついに逆転に成功。しかし残り11秒で名古屋Dの#11 須田 侑太郎にファストブレイクから3ポイントを決められて77-75。キングスは最後まで勝利の可能性を残すものの、77-75と2点差で敗れた。
この試合のキングスの3ポイント確率は25%(9/36)、3クォーターまではさらに低くてわずか8%(2/24)だったのが勝敗に響いた。フリースローも54%(12/22)と低調だった。
キングスの桶谷ヘッドコーチは試合を振り返り、勝敗の境目に2クォーターをあげた。
「2クォーターに(名古屋Dが)3-2ゾーンや2-3ゾーンディフェンスをやっている時間帯、最初は良いシュートをクリエイト出来ていたんですがシュートが入らなくなった時にターンオーバーが出てしまったりリズムを崩してしまった」
「オープンショットを打てていても点数が入らないとフラストレーションを溜めてしまう選手もいたりして、チームとして良いシュートを打てている時は我慢してやり続ける。フラストレーションを溜めてフォース(無理やり)したりターンオーバーが増えるのは良くないので、今日はそれがチームとして尾を引いてしまった」
「今季チームが変わっていく中でやる事が増えていっているが、そこをSamePageにするのが重要なので、土日のゲームに向けてスカウティングして皆でSamePageにしていきたい」
キングスはこれで20勝9敗。西地区首位のキングスと2位島根とのゲーム差は2、3位名古屋Dとのゲーム差は3に縮まった。キングスの次戦は、1月20日(土)21日(日)とホーム沖縄アリーナで東地区2位の宇都宮ブレックスと対戦する。