琉球新報コラム南風より
今年の上半期(1-6月まで)琉球新報のコラム『南風』を書かせていただいています。4月22日に掲載された第8回では、創刊40周年でついに記念すべき通算1000号に到達した『SPORTS GRAPHIC NUMBER』(以降:ナンバーと表記)について書くことにしました。
西武黄金期の清原に憧れて野球選手を夢見た幼少期から、Jリーグ開幕のムーブメントや、アトランタ五輪、冬期長野五輪、サッカー日本代表が初出場を果たしたW杯フランス大会などに多大な関心を寄せていたので、プロアスリートの自伝やノンフィクションを読むことが好きでした。選手の内面深くを描写する文章や決定的な写真で魅せる日本一のスポーツジャーナルのナンバーはとりわけ好きな読み物です。
沖縄バスケットボール情報誌アウトナンバーを創刊する前に、沖縄版のナンバーがあったら面白いなと考えることもありました。
2年連続パ・リーグのホームラン王の山川穂高選手や17年最多勝の東浜巨投手、18年最多勝多和田真三郎投手、Jリーグでは知念慶選手(川崎からレンタルで大分)など第一線で活躍している沖縄出身選手たち。個人タイトルを獲得や所属チームが優勝という快挙にもかかわらず、実際県民にはそれほど知られていないのは少し残念な気がしました。
琉球新報コラム南風では、1冊の本の可能性ということで、私が感銘を受けたナンバー948号の表紙掲載します。バスケットボールジャーナリズムは野球やサッカーから学ぶことが多いと思っています。
沖縄バスケットボール情報誌アウトナンバーはバスケットボールジャーナリズムを確立して、人々に感動を与えるを事業理念に今後も活動をしてまいります。