【第35回冬季選抜大会 】タイムスワラビーカップ 女子決勝 

2021年2月27日(土)、「第35回沖縄県ミニバスケットボール冬季選抜大会  第13回沖縄タイムスワラビーカップ 」準決勝、決勝が西原町民体育館で行われました。新型コロナウイルスの影響を受け男子2チーム、女子2チームが不参加、男子62チーム、女子62チームが優勝を目指し、小学校最後の選抜大会に奮闘しました。

 

これにより、優勝した男子・北玉、女子・佐敷は東京で行われる全国ミニバスケットボール交歓大会への派遣が決定しました。

銘 苅 佐 敷
41 TOTAL 43
8 1 Q 6
9 2 Q 17
11 3 Q 5
13 4 Q 15

目次

女子決勝 銘苅VS佐敷


両校とも前回の夏季大会では県ベスト4に入った実力を持つチーム。3ケ月前より心身ともに成長したチームの勝負の行方は最後までもつれる展開となりました。

1Q、銘苅は#8神元のミドルシュートで先制点を挙げます。ディフェンスでは我慢強く守り、24秒バイオレーションを2度得ます。チャンスボールを#4玉城がシュートにつなぎリードしますが、佐敷はファイブファウルで得たフリーフローをしっかり決めながらついて行き、8-6で2Qへ。

2Qから佐敷が速攻を交えてテンポよく試合を運びます。佐敷のガード、#5平良は常にコートビジョンを広く持ち、ファストブレイクで相手を崩しながら、自ら攻め入り逆転のシュートを決めるなど多彩な攻めを終始披露しました。また佐敷#11山城もスピードあるドライブで切り込み、アグレッシブに攻め込みます。

銘苅は#6神里から#4玉城へのホットラインが生き、離されまいとしますが佐敷は集中力を切らさず、またターンオーバーを出しても切り替えは早く、ボールを追う足を動かしつづけます。4Q残り32秒、銘苅#4玉城がリング下を決め、41-43としましたが、惜しくもタイムアップとなりました。

優勝 佐敷小学校 末吉市子ヘッドコーチ

コロナでなかなか思うように練習ができないなかで、コツコツと計画的にがんばってくれたと思います。チームのコンセプトとしてとにかくディフェンスをしてよく粘り逃げ切ったと思います。強い気持ちをもって戦うようにと日頃から伝えてきました。

佐敷小学校父母会 伊川達也さん

夏のときには準決勝で負けてしまったんですけど、そのときは父母会も指導者もこどもたちもみんなガチガチで、自分たちのプレーができなかったんです。それを反省して、まずは『バスケットボールは楽しいもの』という声かけをしながら、自分たちのプレーをさせることを目標にしてきました。自分たちの力を信じて、こどもたちに任せて最後に勝ち切ることができたのは、夏に負けたことが今日の勝利に繋がったのかと思います。島尻地区は強いチームが多いから、最後に残っていたので負けたチームの分の想いもこどもたちは感じながら、力に変えたと思います。

 

銘苅小学校 大塚由貴乃ヘッドコーチ

おつかれさまでした。決勝まで来れるのは150チーム位ある中で2チームしかないので、ここまで連れてきてくれてありがとうございますと言いたいです。#6は夏に負けた後悔を糧に#4と切磋琢磨しながらチームを引っ張ってくれました。佐敷のパスとランのオフェンスに対しての経験が不足していました。ある程度ドリブルを使って攻めてくるところばかりだったので。手を出さないように我慢して、ドリブルした時がチャンスだよを合言葉にやってきました。ほんの少しのところだったのですが、よくあそこまで追いついてくれました。褒めてあげたいです。

 

 

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この記事を書いた人

沖縄県生まれ北谷町育ち。バスケットボールと共に育ちました。
これからは皆さんとともに、
We enjoy FIBA BASKETBALL WORLD CUP2023!!
バスケのある風景をどこでも追いかけます。

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