(写真:Hamataro)
5月10日(金)、Bリーグチャンピオンシップ 2023-24 (CS)が開幕。琉球ゴールデンキングスは有明コロシアムでアルバルク東京とCSクォーターファイナルGAME1を戦い、ダブルオーバータイムの激闘の末に80-81でキングスが勝利した。
キングスはレギュラーシーズン最終戦で逆転され西地区優勝を逃し41勝19敗の西地区2位でフィニッシュ。2015-16シーズン以来8年ぶりにCS初戦をアウェーで迎えた。アルバルク東京とのレギュラーシーズンの対戦は1勝1敗。しかしA東京はキングスを上回るレギュラーシーズン48勝。キングスは前年チャンピオンながらチャレンジャーとして有明コロシアムに乗り込んだ。
[getpost id=”14913″ cat_name=”1″ date=”0″]
[getpost id=”14952″ cat_name=”1″ date=”0″]
1クォーター
キングスのスターティングメンバーは、#7 アレン・ダーラム、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。
対するA東京のスターティングメンバーは、#3 テーブス 海、#22 ライアン・ロシター、#23 レオナルド・メインデル、#75 小酒部 泰暉、#77 アルトゥーラス・グダイティス。
1クォーター、キングスは試合開始直後から集中力みなぎるディフェンスを見せる。クーリーがグダイティスをブロックすると、ルーズボールに全員が飛び込みA東京から24秒バイオレーションを奪う。
しかしA東京は次のオフェンスでメインデルとのピック・アンド・ロール(PnR)からグダイティスがダンクで先制点をとる。さらに今村のターンオーバーからロシターがファストブレイク。
キングスはクーリーが力強いダックイン(インサイドのポジション取り)から連続得点。さらにメインデルのパスを岸本がスティールして今村がファストブレイクで7-8と逆転。しかし小酒部が2本目となる3ポイントで10-8と再逆転。試合冒頭からお互いに激しい攻防。プレーオフのバトルに長けている両チームらしさを見せる。
残り5:02、A東京はグダイティスに代わりサイズを投入。残り4:28にキングスはダーラムに代わりヴィック・ローを投入。A東京は連続オフェンスリバウンドを奪い、試合のペースを掴もうとする。しかしクーリーがまたもやゴール下で得点。さらに今村がトップからロング3ポイントを決めて、14-16とキングスリード。
残り1:59、キングスはクーリー、今村、岸本に変えてカーク、牧、ダーラムを投入。この試合初めてキングスはカーク、ダーラム、ローのスリービッグを並べてきた。その後A東京はメインデルの2ポイントジャンパーが決まり、ローの最後のレイアップは惜しくもクロックオーバーとなり、1クォーターを終えて18-18の同点。