キングス、ホーム開幕戦で川崎に敗れる 琉球ゴールデンキングス vs 川崎ブレイブサンダース【2023.10.25】

目次

3クォーター

3クォーター、キングスのスタートは#14 岸本 隆一、#15 松脇 圭志、#30 今村 佳太、#7 アレン・ダーラム、#53 アレックス・カーク。

キングスは後半のスタートに松脇を起用。その松脇が期待に応えて左コーナーから3ポイントを決める。しかし川崎にまたしてもオフェンスリバウンドを奪われる。川崎は日本人選手が積極的にオフェンスリバウンドに絡み続け、キングスはセカンドチャンスからの失点が続く。

苦しい時間帯、沖縄アリーナの大声援がチームを支える。松脇のこの日3本目の3ポイントが決まり、直後に今村と松脇のディフェンスからターンオーバーを奪う。さらに松脇は左サイドから3ポイントを決めてファンの大歓声を浴びる。残り6:20で42-58と16点差となり川崎がタイムアウト。

 

このまま勢いに乗りたいキングスだったが、松脇、牧の3ポイントが外れると、逆にファジーカスやウィンブッシュに得点を許し、残り4:39で44-65と21点差に押し戻される。

何とか突破口を見つけたいキングスは、タマヨがディフェスでハッスルする。増田からボールをむしり取るようなスティールを見せると、タマヨはそこから3連続スティール。キングスは56-67と一気に点差を11点に縮める。アリーナからの大歓声がタマヨに注がれる。

 

ディフェンスのエナジーから流れを掴んだキングス。3クォーター終了直前には今村が個人技を見せつけるジャンパーを決めて、58-70とキングス12点ビハインドで最終クォーターへ進む。

 

 

4クォーター

4クォーター、キングスのスタートは、#34 小野寺 祥太、#15 松脇 圭志、#30 今村 佳太、#33 カール・タマヨ、#7 アレン・ダーラム。

キングスの集中力高いプレーは4クォーター序盤も続く。川崎にオフェンスリバウンドを許さず、逆にダーラムがオフェンスリバウンドを奪って得点。

一進一退の攻防が続き、残り7分で62-73と川崎11点リード。岸本のステップバック3ポイントがヒースにブロックされると、川崎は飯田がコーナーから3ポイントを決めて62-76と川崎が14点差に押し戻す。残り時間を考えるとキングスにとってギリギリの攻防が続く。残り4:42で64-80と川崎16点リードでオフィシャルタイムアウト。

 

残り2:46 ダーラムの3ポイントが外れると、タッチダウンパスからウィンブッシュがこの日32得点目となる得点を決める。残り2:46で64-84と川崎のリードは20点に広がる。

タイムアウト明け、最後の勝負をかけたいキングスだったが、パスミスからターンオーバーをしてしまう。

残り1:12、タマヨがこの日初得点をスラムダンクで叩き込むが、最終スコアは66-87で川崎が21点差で勝利した。

試合スタッツ:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2023/10/25 琉球 VS 川崎 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

 

試合後には2022-23シーズン優勝のチャンピオンリング贈呈式が行われ、キングスは今季も頂点を目指す気持ちを新たにした。

 

この日チームトップの19得点だった今村は「ホーム開幕戦でふがいない試合をしてしまった。いらないフラストレーションを溜めてしまって、負けている試合はこういう事が多いので、個々に乗り越えて土曜日のホーム戦を戦いたい。」とホーム開幕戦を勝利で飾れなかったことを悔いた。

キングスの桶谷大ヘッドコーチは、ホーム開幕戦に集まった多くのファンに感謝を伝えつつ「僕達はまだ成長する余地があると思っています。」と次戦での勝利を誓った。

1 2 3

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

沖縄バスケットボール情報誌アウトナンバー編集部 │ #琉球ゴールデンキングス 試合レポートなら #OUTNUMBER │ 沖縄県U18、U15、ミニバス情報も発信中です

目次