(文:湧川太陽、写真:Tomohiko Sato)
10月14日(土)、Bリーグ 琉球ゴールデンキングスはサンロッカーズ渋谷とアウェー青山学院記念館で対戦して、86-93でキングスが勝利。キングスは開幕から3連勝となった。

1クォーター
キングスのスターターは、#4 ヴィック・ロー、#14 岸本 隆一、#15 松脇 圭志、#33 カール・タマヨ、#53 アレックス・カーク。
キングスは試合開始直後から岸本のシュートが好調、開始から2分半で3ポイント2本を含む8得点とチームを牽引。
守備ではタマヨがSR渋谷のジョシュ・ホーキンソンやライアン・ケリーへブロックを連発。キングスが先にリードするが、SR渋谷も田中 大貴、ホーキンソン、ケリーが個人のシュート力を活かして着実に得点。
キングスはアジア大会日本代表から戻ってきた今村 佳太が、ファウルを受けつつ3ポイントを沈め4点プレイを決めるが、1クォーターはSR渋谷にフィールドゴール確率61.1%と高い確率でシュートを決められて、27-23とSR渋谷4点リードで終了。



2クォーター
2クォーター、キングスはSR渋谷のゴール下を攻め立てる。ゴール下に陣取るカークにパスを合わせて得点を重ねる。カークは2クォーターだけで7得点。
SR渋谷は206cmの外国籍選手ジェームズ・マイケル・マカドゥが左肩負傷で長期離脱中でインサイドが手薄。キングスはカークや#7 アレン・ダーラムを使ってSR渋谷の弱点を付いてきた。
しかしSR渋谷のエース田中が2クォーターだけで7得点とチームを引っ張り、キングスに逆転を許さない。38-41でSR渋谷3点リードで2クォーター終了。



3クォーター
3クォーター、キングスは、#4 ヴィック・ロー、#14 岸本 隆一、#15 松脇 圭志、#33 カール・タマヨ、#53 アレックス・カークと、試合開始と同じメンバーでスタート。
キングスはローが確率高いミドルジャンパーで得点を重ねるも、SR渋谷も田中やケリーのシュートが落ちずに逆転には至らない。
膠着したスコアで残り6分、キングスは今村を投入。今村が残り4分半でトップの位置から3ポイントを決めてキングスが逆転すると、さらにキングスは2-2-1ゾーンプレスでSR渋谷のガード陣にトラップを仕掛けてターンオーバーを誘発。
今村は3クォーターだけで3ポイント2本含む8得点を挙げ、さらにインサイドへのドライブからカークやダーラムへパスを供給してオフェンスを引っ張る活躍。
3クォーターは65-63でキングス2点リードで終了。



4クォーター
4クォーター冒頭、キングスはローが連続得点。ローがファストブレイクから3ポイントを決めると63-70とキングスが一気に7点リードをつける。
キングスは4クォーターもSR渋谷の弱点であるインサイドにこだわり続ける。ダーラムからローへのハイローでの得点や、今村がドライブでペイントエリアに侵入してシュートファウルを獲得するなど、執拗にゴール下を攻め立てる。残り3分にはSR渋谷はケリー、ホーキンソンがともに4ファウルと苦しい展開。
残り2分には岸本が得意のディープ3ポイントを決めて76-88とキングスのリードは12点差まで広がる。
最終スコアは86-93でキングスが7点差で勝利、点差以上にキングスの強さが際立った試合となった。
試合スタッツ:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2023/10/14 SR渋谷 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト



この日20得点と活躍した今村。アジア大会日本代表からの合流直後ということで「日本代表選手」としての質問が多く飛んだ。
「ワールドカップに出場できない悔しさはあったが、ワールドカップに出場したメンバーの皆がパリ五輪への切符を掴んでくれたので、僕自身もそこ(パリ五輪出場)に挑戦出来るのはありがたいし、代表選手は選ばれるものだが、『選ばせる』意気込みで圧倒的なプレーをしていきたい」
「スタッツの数字もそうだが、プレー精度にも拘りたいし、試合にどれだけ大きな影響を与えられるかは今季の自分自身のテーマ」
と力強く語った。


