【第1回U15選手権】女子決勝 コザVS北谷

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第1回沖縄県U15バスケットボール選手権大会優勝 コザ中(女子)

10月11日㈰に開催された第1回沖縄県U15バスケットボール選手権大会の女子決勝の顔合わせは、コザと北谷という沖縄が全国に誇る名門同士の対決となった。試合開始直後からコザがペースを掴み、77対36の大差をつけ同大会の初代王者となった。

北谷 コザ
36 TOTAL 77
9 1Q 17
7 2Q 16
11 3Q 28
9 4Q 16

絶え間なく走り続けたコザ、ムービングバスケットボールで北谷を圧倒

32分間ボールを動かし続け、チームで高確率なシュートチャンスを創出

立ち上がりコザは#7今泉月姫のジャンプシュートが決まり幸先よく先制する。一方北谷は#7小浜心夢の1対1で追いかける。ディフェンスからリズムをつかんだコザは#6島村曜莉のレイアップや#15徳村美羽のゴールしたなどで着実に加点し、16対33とコザが大きくリードし前半を終える。勢いそのままに、コートを縦横無尽に走り続けたコザが後半だけで44点を加え試合を決めた。

全国で勝つことを意識し、とにかく走り負けないように走りこんできた

優勝のコザ知念専子コーチは『この大会が開かれるということだけでもありがたい』と感謝の言葉を口にし、『モチベーションもずっと高くもっていた7人(三年生14人いたうちの)が残り、自粛期間中に自主トレをがんばってきた』『全国に比べたら小さいのでとにかく走り負けしないように朝から走りこんできた』ことを勝因を挙げた。さらに『全国大会の目標は2年前の全国大会は決勝トーナメント進出できたのですが、(今回は)おそらくトーナメント方式なので、まずは一戦一戦をちゃんと戦えたらと思います』と抱負を語った。

インサイドで強さとうまさを発揮した徳村美羽(コザ#15)

全国の舞台でもコザらしいバスケットを展開してほしい

17得点と奮闘した小浜心夢(北谷#7)

 

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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