【第1回U15選手権】男子決勝 琉球ゴールデンキングスU15 VS糸満

10月11日(日)第1回沖縄県U15バスケットボール選手権大会の男子決勝が、西原町民体育館で行われた。男子決勝は琉球ゴールデンキングスU15と糸満中学校が対戦した。

 

琉球ゴールデンキングスU15 糸 満
57 TOTAL 40
18 1Q 16
2Q
3Q
22 4Q

琉球ゴールデンキングスU15が初代王者に

目次

琉球ゴールデンキングスU15、集中突破で試合を制す

糸満#14喜屋武快哉のロングシュートで、開始直後のペースを掴んだのは糸満中学校。リードは糸満で試合は進む。その流れを変えたのが琉球ゴールデンキングスU15の#18須藤春輝。1Q残り2分22秒の3ポイントシュートを決めた後も相手ファンブルを捕らえると、そのままシュートまで決め14-13の逆転とする。対する糸満も#5國吉真之介の3ポイントシュートで食い下がり、1Q18-16で2Qへ流れる。その後も主導権はお互いに入れ替わる中、両チームハードなディフェンスを続け攻撃のチャンスをうかがう。良い形でラストショットが打てない中、ここでも突破口となったのがキングスU15#18須藤春輝。落ち着いた迷いのないプレーで好機をつかみ、4Qで3ポイントシュートを含む12得点を挙げ勝利を呼び込んだ。

頂上をかけた決勝戦は拮抗した時間が続いたが集中力を切らさず、落ち着いた全員バスケで一気に引き離す見事な試合展開でキングスU15が優勝を飾った。

 

試合後のコメント

琉球ゴールデンキングスU15山城拓馬コーチ:

まずはコロナの社会情勢の中で大会を最終日まで行うことが出来、優勝という結果が残せたことを嬉しく思います。すごく体育館が暑いなかでの2試合だったので、選手たちは本当に最後まで頑張ったと思います。決勝は2試合目という部分では強度が落ちていた部分はあったんですけど、同点の場面でしっかり我慢しつづけた結果、最後に点差を離すことができた。そこで我慢できたことが選手たちの成長かなと思います。

 

21得点でチームを勝利に導いた須藤春輝(キングスU15#18)

須藤春輝選手(琉球ゴールデンキングスU15#18):

1対1を積極的に仕掛けていたことについて

キャプテンとしてもガードとしても、得点源がいないなかで自分が得点しにいったり、周りを上手く使って気持ちよくシュートを打たせることを意識しました。戦術としてはまずは強いアタックをする。ストロングアタックをすることで、ディフェンスが中に寄ったときに周りが空くから、キックアウトして気持ちよくスリーを打たせるという戦術でした。

フィニッシュまでいくことは心がけている?

はい。強いアタックをしないと相手の思うつぼだったので、ペイント内での得点を意識しました。

宜保隼弥選手(琉球ゴールデンキングスU15#21):

自分のプレーは、強いドライブからフィニッシュまでしっかりやること。今回の決勝は自分が主力であるということを相手はわかっているので、(ボックスワンで守られて、パスを入れさせないようにされるなど)ボールをもらうのが難しかったです。

コート上ではだれよりも存在感を放った比嘉秀語(糸満#18)

開始から終了までリングを攻め続けた喜屋武快哉(糸満#14)

 

糸満中学校玉城昇太コーチ:

去年まで指揮してくださっていた安座間先生がいて、その先生がチームを組み立ててきました。その先生が転勤する形になって、副顧問として入っていた僕がチームを引き継ぎました。4月はコロナからはじまってなかなか厳しいスタートだったんですけど、僕がいなくてもキャプテンを中心にチームがまとまり、チーム力がだんだん上がっていった。僕が気が付いたところは指示をするんですが、子供たち同士で話をしながら解決する場面が多くなってきていて、試合中もタイムアウトの時も、まずは自分たちで話をし解決してくれたことが大きいです。

 

新城安希人キャプテン(糸満#4):

コロナで厳しい状況はどこも一緒だったんですけど、その中でどんな練習をするのか、少ない時間でより質の高い練習を目指してやってきました。優勝できなくて悔しいですけど、最後に仲間とプレーできてよかったです。

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この記事を書いた人

沖縄県生まれ北谷町育ち。バスケットボールと共に育ちました。
これからは皆さんとともに、
We enjoy FIBA BASKETBALL WORLD CUP2023!!
バスケのある風景をどこでも追いかけます。

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