9月17日(火)、琉球ゴールデンキングス vs 福井ブローウィンズ プレシーズンGAME1が沖縄アリーナで行われ、82-72でキングスが勝利した。
今季初のホームゲームとなったキングス。相手の福井ブローウィンズは伊佐勉がヘッドコーチを務める。そしてルーキー時代をキングスで過ごした#16 渡辺 竜之佑、2019-20シーズンにキングスに所属した#6 長谷川 智伸も久しぶりのキングスとの対戦となった。
伊佐はキングス創設時からコーチとしてチームを支え、bjリーグ時代にはキングスのヘッドコーチとして2度優勝してキングスの礎を築いた。優しさの溢れるムーさんはチームの選手やファンにも愛されていて、この日は昨季B3優勝チームを率いたムーさんの「凱旋試合」だった。
1Q 植松のバンク3ポイントで勢いづくキングス
キングスのスターターは、#14 岸本 隆一、#18 脇 真大、#13 松脇 圭志、#12 ケヴェ・アルマ、#45 ジャック・クーリー。
福井のスターターは、#0 細谷 将司、#6 長谷川 智伸、#16 渡辺 竜之佑、#30 ペリー・エリス、#34 ベンジャミン・ローソン。
先制点は細谷の3ポイント。逆にキングスは脇のドライブに合わせたアルマがインサイドで得点。
キングスはアルマがディフェンスリバウンドを取って一気に駆け上がる早い展開。クーリーのロブパスからアルマが空中でそのままゴール。キングスはオフェンスリバウンドをアルマ、クーリーが連続で奪いサードチャンスで#34 小野寺 祥太が3ポイントを決め、7-7の同点とする。
福井のディフェンスは伊佐ヘッドコーチのチームらしく、ボールマンがドリブルを始めると積極的にダブルチームで追い込もうとする。しかしキングスは全員がテンポ良くボールを回しフリーを作り出す。そしてクーリーが貫禄のオフェンスリバウンドから連続得点。さらに脇がフロントコートからスルスルとドライブでゴールを奪取。残り5:00で15-9とキングス6点リードとなり、福井の伊佐ヘッドコーチはタイムアウト。
福井はベンチから登場したケリーが3ポイントを決めて16-14。さらにアーリーオフェンスから#14 木村が左コーナー3ポイントを決めて16-17と福井が逆転に成功。残り3:19で今度はキングスの桶谷大ヘッドコーチがタイムアウト。
タイムアウト明け、福井は2-2-1オールコートプレスを見せる。キングスは中途半端な横パスをカットされてターンオーバーしてしまう。福井はキングスの攻守の切り替えが鈍い瞬間を見逃さず、タッチダウンパスから得点を奪う。残り1:45で18−21と福井が3点リード。
キングスは、#3 伊藤 達哉、小野寺、#10 荒川 颯、#8 植松 義也、#53 アレックス・カークの布陣。荒川のコーナー3ポイントは外れるものの、伊藤がスティールでペースを渡さない。
残り数秒、荒川がドライブからトップの植松にキックアウトパス。植松はバンクショットで3ポイントを成功させる。1クォーター終了時のスコアは、23-25で福井の2点リード。