新加入の伊藤、アルマ「守備で魅せたい」
新加入ポイントガードの伊藤達哉は、「キングスファンの皆さんと共に戦えることを楽しみにしています。チームメイトとしっかりコミュニケーションを取って良いチームにしていきたい」と語った。
伊藤は「キングスは強烈なディフェンスチームという印象で、さらにディフェンスで会場からここまで大きなリアクションが起こるのは沖縄アリーナだけだと思う。今度はそのキングスファンが味方になってくれるのはとても心強いです。僕自身も相手の嫌がるディフェンスをする事が得意なので、僕のディフェンスで沖縄アリーナを沸かせたい」と激しい守備で盛り上がるキングスファンを喜ばせるようなコメント。
同じく新加入外国籍選手のケヴェ・アルマは、「一昨季に対戦相手として沖縄アリーナでプレーした時も、キングスファンの熱気はすごかった。キングスファンの前でプレーするのは楽しみだし、沖縄という土地や人々をもっとよく知っていきたい」と語った。
キングスでは多くの役割を期待されるアルマは「自分自身はシュートも得意だが、ディフェンスで魅せることはとても大事だ。毎試合ディフェンスで会場を沸かせたい」「(NBAサマーリーグ挑戦では)多くの学びがあった。攻撃でも守備でもよりアグレッシブにプレーする重要性を学んだ」と語り、そのプレーに期待がかかる。
B.LEAGUEのクラブとして初のヨーロッパ参戦となるイタリア遠征について、桶谷大ヘッドコーチは「チームとして大きな経験であり、B.LEAGUEの発展においてもとても重要な機会になる。キングスがB.LEAGUEで初めてヨーロッパでプレーするチームになることを誇りに思うし、現地の方々に『日本のチームは素晴らしい』と思ってもらえるようなプレーを見せていきたい」と意気込みを語った。
個人的にも初のイタリア訪問という岸本は「純粋に楽しみですし、行くからには対戦チームに少しでも印象に残るような戦い方をしたい。遠征での色々な経験を今後の糧にしたい」と語った。
チーム練習では、選手やコーチ陣が互いにコミュニケーションを取り何度も動きを確認する場面が多く見られた。
今季もチーム全員で戦うことを感じさせたキングス。まずは9月のプレシーズンゲームでキングスファンを楽しませてくれるはずだ。