2022年5月28日(土)から5月31日(火)まで、4日間の日程で『令和4年度 沖縄県高等学校総合体育大会』が開催された。
感染症拡大防止策として無観客開催が続いていたが、今大会は登録メンバーのうち3年生の保護者観戦が可能。入部以降、初めての試合観戦に駆けつけた保護者らは、試合の行方を見守りながら選手と一緒になって一喜一憂。コートの勇姿に惜しみないエールを送っていた。
試合結果は、昨年の高校総体では第1シードながら準優勝に終わった女子・西原、男子・美来工科が、悔しさを糧とした追う側の強さを見せ、見事優勝を果たした。
女子決勝リーグの結果は以下の通り。
優勝 西原(2勝1敗)
準優勝 KBC学園未来(2勝1敗)
3位 小禄(2勝1敗)
4位 那覇(3敗)
※順位は対戦校間の得失点差による
西原 金城末美HC 試合後コメント
チームは怪我人も多く万全な状態ではなくて、しかもこの暑さの中の連戦で、子供達がよく戦ってくれました。
昨日の敗戦(小禄戦)は自分の戦術ミスでした。ゲーム初めにファウルトラブルが起きたので、ディフェンスをゾーンに替えたんです。そこで3ポイントをたくさん打たれてしまったのに最後までそのままゾーンで引っ張ってしまった。1敗してしまい、実は私は半分諦めていたんですが、子供たちの方は諦めていなかったんですね。
今日も1試合目は良かったけど2試合目は重たくて、中々波に乗れなくてあまり良くなかった。この10日間位は怪我人もいっぱいいて、メンバーも入れ替わり立ち替わりでした。今まで控えだった子達が出てきて、ゲーム経験が詰めたのでそこはチームの強みになったかなと思うんですけど。
私が言うよりも子供達がしっかりできるので、私の出来ない部分も子供達にカバーしてもらっています。
#4 宮城七青CAP 試合後コメント
昨日(決勝リーグ初日)は小禄に負けて、去年も(小禄に)負けたのですごく落ち込みました。悔しい結果になってしまったけど、今日の試合は切り替えて、自分達らしく思いっきりプレーしようと話していました。
今日は、昨日の試合の反省点だった3点を打たれすぎた事と、ディフェンスの間合いが広かったこと、そこを意識して前からプレッシャーをかけて自分達の持ち味のファーストブレークを出すように意識しました。
全国に行ったら身長が小さい方なので運動量でカバーして、シュートも確実に決められるようにしたいです。
今年のインターハイはベスト16まで登れるように頑張りたいと思います。
決勝リーグ最終日 (西原-KBC学園未来、小禄-那覇)
西 原 | KBC学園未来 | |
82 | TOTAL | 67 |
23 | 1Q | 10 |
18 | 2Q | 10 |
21 | 3Q | 25 |
20 | 4Q | 22 |
小 禄 | 那 覇 | |
68 | TOTAL | 66 |
10 | 1Q | 23 |
12 | 2Q | 16 |
22 | 3Q | 9 |
24 | 4Q | 18 |